＊　＊　＊


このみがパラレルワールドから持ち帰った鞄の中に、異世界へ繋がる鏡を保管している屋敷の地図があった。
別世界のダンテが書いた自分と同じ筆跡のそれを見て、この世界のダンテは「何か変な感じ」とのたまう。

真夜中にその屋敷を訪れた双子とこのみ、レディ、そして大輔は鏡の前に立っていた。


「伊勢さん、ごめん……俺だけ帰るなんて」
「……いいんです。佐藤さんは、わたしの分まで向こうの世界でしっかり生きてください」
「でも、心配だよ。だって君、目が……」
「大丈夫だ、大輔。このみのことはこれからも俺が支えていく。お前は向こうの世界に帰って、このみの両親に必ずこのみのことを伝えてくれ」
「……分かりました。ダンテさん、レディさんも……お世話になりました」
「……ええ」


短く返答したレディは、どこか心ここに在らずといった具合に鏡を見つめている。

大輔はバージルを振り返ると小さく頷いた。
バージルは一行の前へ進み出て、鏡の正面へ立った。
姿勢を低くし、閻魔刀を構える。

ダンテが手元から時計を取り出し、日本時間で言う４時４４分までのカウントダウンを始めた。


「……時間まで、あと１５秒…………１０、９……」


カウントダウンがゼロを迎えた瞬間、鏡が淡く発光し、どこかの施設が映る。

元は異世界を映すだけだったはずの鏡を、悪魔は能力を使って空間同士を繋いだ。
その悪魔が死んだ今、この鏡を繋ぐことができるのは閻魔刀を操るバージルだけだ。

バージルは抜刀する。
迸る魔力が斬撃の軌跡を描いて鏡にぶつかった。

鏡は一瞬ぐにゃりと歪み、水面に一滴の水を落としたように波紋が生まれる。

バージルは横目で大輔に合図する。

大輔は人差し指を伸ばし、恐る恐る鏡に触れた。
鏡からの抵抗はなく、彼の指は表面を突き抜けて向こう側へと通り抜ける。


「大輔、大丈夫か？」
「ええ。ちょっとピリピリする感じはあるけど平気です」


ダンテの問いに大輔は頷き、そしてこのみを振り返った。


「伊勢さん、ありがとう。この世界で君が幸せに暮らせるよう、祈ってる」
「はい、佐藤さん。どうか元気で」
「……さようなら」


別れの言葉を残し、大輔は鏡の向こう側へ入っていった。
このみはその場でじっとしたまま、ダンテに声をかけた。


「ダンテ、少しだけ……わたしも鏡を触ってもいい？」
「このみ、お前……」
「お願い……少し、試すだけ」


まだ、向こうの世界への未練を断ち切れないでいるのか。
ダンテはしばらく迷っていたが、やがてこのみの手を取って指先だけ鏡に触れさせた。


「あぐっ……！！」


バチッと激しい音が迸って、このみの手が勢いよく弾かれた。


「このみ！」
「このみちゃん！」
「だ、大丈夫。やっぱり、この体じゃ通り抜けるのは無理だったみたいだね……」


このみは弾かれた手を押さえ、苦笑いする。
笑っているがこのみの唇は震えていた。
彼女の手は皮膚が裂け、焼け焦げたような臭いが漂っている。


鏡に弾かれて世界から拒絶され、二度と帰郷が叶わぬ彼女にかける言葉が見当たらない。
バージルとダンテ、レディはこのみを痛ましげに見つめることしかできなかった。


＊　＊　＊


荒れ果てた屋内で、じっと鏡を見上げていたバージルは、背後から聞こえた２人分の足音に振り返った。
そこにいたのはダンテとレディで、このみの姿はない。


「このみは？」
「外の空気吸いたいってさ。今は１人になりたいんじゃないか？……手の傷はもう治った。俺たちの魔力さまさまってとこ？」


そう言いながら、ダンテもバージルと同じように鏡を見上げる。
ダンテの隣に立ったレディが暗い表情で言った。


「……この鏡、知ってる。父が……書斎に飾っていた」
「アーカムはテメンニグルにこの鏡を持ち込み、塔の魔力に当てることで鏡の力を引き出そうとしていた」
「ほんと……馬鹿な父親！」

吐き出すようにレディは父親を叱責する。


「奴は、この鏡には異世界から来た人間の、帰郷を願う魂が乗り移っていると言っていた。だからその呪いを受けて鏡に異世界が映るのだと。けれど……その話には腑に落ちない点がある」


バージルは右手で鏡の表面に触れた。
冷たい感触がバージルの手のひらに伝わる。


「そうか、鏡を向こうの世界に繋ぐことができるのはジャンだけだったはずだ。奴がそれをできるようになったのはテメンニグルの事件の後……なら最初の１人はどこからやってきた？」
「これは俺の憶測だが……」


鏡に触れたまま、バージルはダンテとレディに言う。


「……影を抜かれたこのみは、空間の狭間を越えて時間軸を移動できる。もし、別の世界線のこのみが誤って俺もダンテも存在しない過去に飛んでいれば……」
「まさか……！！」
「この鏡は元々この屋敷にあったものだ。そして、３０年ほど前に屋敷のこの鏡の前で１人の身元不明の死体が発見されている。若い女、だったそうだ」


ダンテはふらふらと鏡に近寄った。
バージルと同じように鏡に触れて見上げる。


「このみ、ここにいるのか……？」
「……鏡はテメンニグルの力を受けて、その魔力も変質している。鏡に宿っていたという人間の魂も、今や完全にその魔力に取り込まれて原型を留めてはいない。
遺体は合葬されたようで特定できなかった。遺留品を確認してみようかと思ったが……遺体の発見前に野犬にでも荒らされたらしくまともに残っていなかった。……確かめる術はない」


額を鏡に押し当て、ダンテは拳を作る。
握った拳は震えていた。
レディは悔しそうに唇をわななかせている。


今バージルが語ったのは全て憶測の上での話だ。
けれど、ダンテやレディにとって、それが真実のような気がしてならないのだ。


「この話をするために……私もこの場に連れてこられたのね」
「お前も無関係ではないだろう？」
「……ええ、そうね」


レディは大きく息を吐いて、片手で顔を覆って首を振った。


「……この鏡は、ここで壊そう。もし宿っているのが別世界のこのみの魂なら……解放してやりたい」
「そうしましょう。それが、私ができる彼女への唯一の贖罪だから」


ダンテとレディはその手にハンドガンを構える。
それを見ていたバージルに、ダンテがエボニーを投げ渡した。


「……あんたも参加するだろ？」
「無論だ」


そうして、３人は同時に鏡に向かって弾丸を放った。



濃紺色の空が、東からやってくる暁の色に染まり始める。
黎明の空の下、このみは屋敷の外壁に背を預けて座り込み、静かにその場に佇んでいた。

３人の靴音に反応して、緩慢な動作で音の方へ顔を向ける。


「３人とも遅かったね。急に銃声がしたからビックリしたよ。中で何かあったの？」
「……いや、もう二度とあの鏡が悪用されないように壊してきただけだ」
「そっか、それがいいよね」


このみがもう元の世界に帰れないことは、先程鏡に触れたことで証明された。
もう誰も、あの鏡を必要としない。


「……うちに帰ろう、このみ」


ダンテが促すと、このみは頷いて立ち上がった。

バージルとダンテはそれぞれこのみの手を引いて歩き出す。
それから少し遅れて、レディが後に続く。

あの屋敷の中での話は、双子とレディ……テメンニグルの事件に関わった３人の中での秘密だ。



＊　＊　＊


一行がデビルメイクライへたどり着き、バージルの仮住まいから帰ってきてそのままになっていたこのみの荷物をあらかた片付けると、レディは一旦自宅へ帰っていった。
残った３人の間には妙な空気が流れている。

当然のようにこの場にいるバージルを睨みつけてダンテは言った。


「……で、バージル。いつまでそこにいるんだ」
「…………ベッドを貸せ。今夜は俺も泊まる」
「はあ？言っとくが余ってるベッドはねーぞ、ソファーで我慢しろ」
「客人相手にソファーを勧めるなど、随分不躾な家主もいたものだな」
「お前自分の立場分かって言ってんのか？そんなにソファーが嫌なら俺のベッド貸してやるよ。俺はこのみと一緒に寝るから」

ダンテが得意げにこのみの肩を抱いて言うと、バージルは眉間に皺を刻んでその手を払った。


「お前のベッドなど汗臭くて眠れたものではない」
「はぁあー！？言っとくけど俺のシーツはフローラルの香りですが何か！？ソファーも嫌俺のベッドも嫌ならじゃあどこならいいんだよ！？」
「……このみ、お前のベッドを貸せ」
「えっ」

突然の申し出にこのみは戸惑った声を上げる。


「いや待てその理屈はおかしい」

ダンテが即座にツッコミを入れる。


「俺のベッドはダメでこのみのベッドはＯＫっておかしいだろ！どっちかっつーとこのみのベッドで寝る方がアウトだろ！」
「あの、わたしがソファーでいいから……」
「魔界で俺はこのみと寝食を共にしていた。このみとならば慣れている」
「えっ、しかも一緒に寝るの前提で話してるよコイツ……」

さすがのダンテも押しの強いバージルの言い分に若干押され気味である。


「分かった……分かった。百歩譲ってバージルがこのみのベッドで寝ることは許そう。ただし、このみは俺と一緒に寝ること！これが条件だ。それか金がないなら貸してやるからホテルへ行け」
「あの、わたしの意見は無視なのかな……？」
「フン……生憎俺は金に不自由はしていない。そもそもお前にホテルを奢る余裕があるのか？どうやらあの女にも借金をしているようだが、そんな奴にこのみを任せてはおけないな」
「はあぁー！？レディのやつ、余計なこと言いやがって……」


ダンテは舌打ちし、そしてこのみに聞かれないように小声でバージルに囁いた。

「ハッキリ言わないと分かんねーようだから言うが、馬に蹴られたくないならすぐ出て行け、邪魔！」
「……目が見えない相手に無体を働くつもりか？それとも、そういうのが趣味だったのか？」
「あぁ？」


バチバチと音が響いてきそうなほどに、ダンテとバージルの間で火花が飛び交う。
このみはもう口を出すのもバカらしくて、ため息をもらした。


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「おかしい、こんなの絶対におかしい」


このみは左手にバージル、右手にダンテが並んでいるこの状況を指して呟いた。
このみのベッドにぎゅうぎゅうに乗り込んだ３人は、このみを真ん中に挟んで並んで横になっていた。
比較的小柄なこのみはともかく、大柄なダンテとバージルが仰向けになることは当然できず、各々このみの方向へ向いて横向きに寝ている。


吐息がかかるほど、距離が近い。
というかそうしなければベッドから落ちてしまうのだ。

結局３人で一つのベッドに寝ることで、ダンテとバージルは納得したらしい。
このみの意見は何一つ反映されていない。

男女３人で同じベッドで寝るなんて、やはりどう考えてもおかしい。
それに、窮屈だし暑い。


「あの……わたしやっぱりソファーで寝るね」


ベッドを出て行こうとするこのみの肩を、両サイドから伸びてきた腕がベッドへ縫い止めた。


「まあまあまあ、せっかくこれで落ち着いたんだから」
「疲労が溜まっているだろう。早く休んだ方がいい」


何故こんなことに、とこのみは腕を双子に拘束されながら、深いため息をついた。




３人でベッドへ入って、しばらくした時。
絶対眠れないと思っていたが、見えない目であちこち移動したためか、体は存外疲れていたようだ。
このみは布団の中でうとうとまどろんでいた。

右手のダンテがモゾモゾ動く気配がして、このみの足にダンテの足が絡んできた。
このみがうっすら目を開けてダンテの方へ顔を向けると、表情は見えないが、彼が声を殺していたずらっぽく笑ったのが吐息で分かった。
まったく子どもみたいな人だなあ、とこのみが寝ぼけ眼に微笑ましく思っていると、このみの左側から伸びてきた長い足が、このみを飛び越えてダンテの腰骨を攻撃した。

バージルがダンテを蹴りつけたのだ。

もちろんダンテも反撃する。
このみを挟んで、双子は布団の中で無言でキックの応酬を繰り広げる。

ベッドでも兄弟喧嘩を始めた彼らに、このみは呆れた。


「あの……眠れない」


ボソリとこのみが呟くと、ダンテとバージルは同時にベッドから飛び出した。


「前からよぉ、気に入らなかったんだよ！そうやってすぐ人のもの取ろうとするところ！ガキの頃からずっとそうだった！」
「いつ、誰が誰のものになったって？お前こそ、手に入れたらそれで満足してすぐに飽きるくせに」
「……何言っても無駄みたいだな。手っ取り早く実力で決着つけようぜ。バージル、表へ出ろ」
「いいだろう。もっとも、俺が負ける可能性など万に一つもないが」
「……近所迷惑にならないようにね」


眠気でイライラしているこのみは、面倒臭そうにそれだけ告げると、頭まで布団を被って熟睡の体勢に入る。

最初は兄弟喧嘩が始まるとあたふたしていたこのみも、さすがに飽きることなく何度も繰り返される彼らのやりとりには辟易していて、喧嘩を止めるという選択肢は既に頭にない。
というかどちらかの肩を持つと兄弟喧嘩がますますヒートアップするので、諦めの境地に達していた。

ダンテとバージルが競うようにして部屋を出て行くと、このみはようやく広々としたベッドで眠ることができた。


＊　＊　＊


深夜の人気の少ない道のど真ん中で、ダンテはバージル目がけてリベリオンを勢いよく振り下ろした。
手加減は一切加えられていない。
生半可な力でかかると、とんだ返り討ちに遭うことはよく分かっている。

バージルが閻魔刀の峰を返してダンテの攻撃を受け流すと、ぶつかり合う鋼の間に摩擦で火花が生じた。


「バージル、お前後からのこのこ出てきて横恋慕してんじゃねーよ！引っ込んでろ！」
「俺はお前がこのみと出会う前からこのみのことを知っている。後から出てきたのは貴様の方だろう！」
「それはお前から見た話だろ！このみはずっとこの家で俺と暮らしてたんだ！お前の出る幕じゃない！」


両者とも一歩も引かぬ鍔迫り合いをしながら、二人は目をそらすことなく睨み合う。


「大体バージルのせいでこのみは目が見えなくなったんだ！もうこれ以上あいつに関わろうとするな！」
「だからこそ、だろう！いつ目を取り戻せるか分からない、もしかしたら一生戻らないかもしれない。お前はそんなこのみをこの先ずっと支えていくと自信を持って言えるのか？
責任は俺にある、全て俺に任せておけばいい！」
「んな目が見えないくらいで投げ出すような、ハンパな気持ちで好きになったわけじゃない！」
「…………ッ！！」


ダンテはバージルの隙を突いて足払いをした。
バランスを崩したバージルの頬に強烈な左ストレートを見舞う。

バージルはよろけながらもその場に踏みとどまり、仕返しとばかりにダンテの鳩尾に蹴りを入れた。


両者とも背後に飛びすさり、互いに距離を取る。

実力は拮抗していた。
朝までに決着をつけるのは難しいかもしれない。

バージルは荒い息を整えつつ、同じく肩で息をしているダンテに言う。


「……なら、このみの目が治るまで互いに抜け駆けは禁止という案はどうだ」
「いやだ。俺はずっとお預けされてたんだぞ」
「それを言うなら俺だって３年待った！」


せっかくの妥協案をすぐさま拒否され、バージルはイラついた。
また押し問答が始まるのかと身構えたバージルにダンテが言う。


「んなまどろっこしいことせずに、このみに直接訊けばいいんだよ。俺とバージル、どっちが好きかって」
「随分と自信ありげだが、お前自分がこのみに選ばれると思っているのか？」
「当然」
「……いいだろう。なら今から直接このみに尋ねる」


バージルとダンテはひとまず剣を納め、再び事務所の中へ戻って行った。

ベッドの中で寝息を立てているこのみの肩を叩いて起こす。
安眠を阻害され、やや不機嫌そうにこのみは唸る。


「んん…………なに？」

そんなこのみに向かってダンテは尋ねた。


「このみ、俺とバージル、どっちが好き？俺だよな？」
「うーん……うん」


夢うつつの状態で、このみは生返事した。
ダンテの言葉を理解しているかどうかは怪しいが、ダンテはそんなこのみの様子など知ったこっちゃないとばかりにバージルに向かって胸を張る。


「ほらな！ほらな！やっぱりな！」
「阿呆を抜かすな。今の聞き方で納得できるはずがない。このみ、よく考えろ。知っての通りあいつには借金がある。一緒に住んでいた頃にも資金繰りで苦慮することがあっただろう？
俺であれば少なくとも金で苦労はかけさせない。それにお前には見えていないだろうがこの家の散らかりぶりはとんでもないぞ。この男の生活力のなさが浮き彫りになっている。あと俺の作る飯は美味い」
「じゃあ、バージル……」
「ほら見たことか」


勝ち誇った顔を向けるバージルに、ダンテは舌打ちした。


「金の話を持ち出すのは卑怯だろ！？いやいやこのみ、バージルはほいほい魔界の扉開くような危なっかしい男だぜ？絶対信用おけねーって！多分いつかお前置いてまた魔界に消えるぞ」
「そういうお前は、このみが簡単に手に入らないから余計執着しているだけではないか？釣った魚には餌をやらない性質だろう」
「んだとコラ。それって自分がそうだからそう思うんじゃねーの？少なくともあんたよりは女の扱い心得てるよ」
「ほう。身にならない経験を積んで随分と偉そうなことだ。お前の底が知れる。さすがこんな下品な街に店を構えているだけのことはある」
「なら出て行ったら？あの例の小洒落たおうちに一人で帰れよ。このみの家はここだけだから」
「…………二人とも、うるさい。あっち行って、うっとうしい！」


寝ていたところを無理矢理叩き起こされ、双子のマシンガントークばりの口喧嘩を聞かされていたこのみの我慢がとうとう限界を超えた。


「無理矢理３人で狭いベッドで寝ようとした上にまた兄弟喧嘩して、寝てる人を叩き起こして言いたいこと言えて満足したかな！？良かったね！！」


普段あまり大声を出すことのないこのみの剣幕にダンテとバージルはビビった。


「わ、悪かった」
「……すまない」


謝罪する双子に、このみは返事の代わりにフンと鼻を鳴らすと、頭まで布団を被ってあとはもう完全に二人を無視することにしたようだ。
ダンテとバージルが何を言おうと返事すらしない。


「……とりあえず一時休戦といくか」
「……だな」


この時だけは息ピッタリに、ダンテとバージルは溜息をついたのだった。




＊＊＊あとがき＊＊＊


双子の兄弟喧嘩は書いていてすごく楽しいです。
バージルメインだった序盤から、ようやく双子サンド的な話になりつつありますね。
双子サンドとは言っていますが、メインの方はダンテ落ちだしタイトルも「バージルのおんがえし」なので、少しバージル贔屓目になるかもしれません。