初めての現世
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まいは寮に戻ると
共有スペースでゆっくり寛いでいた。
「ねえねぇ、篠原さん、だよね?」
『うん、そうだけど…』
「篠原さんって門脇くんと同じ班だよね?」
『そうだよ!』
「門脇くんて、どんな人?」
『うーん、まだ出会ったばかりだから分からないけど、見た目によらず良い人よ!』
「そうなんだ。
篠原さん、一組で人気の人と組めてるからいいなぁって思って。」
『人気?』
「そうそう。知らない?
藍染くんと門脇くんが
一番と二番を争う人気なんだよ!」
『えぇ、、、そうなんだ』
(なんか巻き込まれるの嫌だなぁ)
「篠原さんって、確か貴族出身だよね?
やっぱりそのツテなの???」
『え…?』
「じゃなきゃ、あの二人と組めないよね〜
って一年生の間では有名だよ。」
『そ、そんな…』
「まぁ、噂だからさー
私もそんなに気にしてないけどね。」
『教えてくれてありがとう…、またね』
まいはショックを受けてしまい
自室のベッドで一人涙ぐんでしまったのだった。
『惣右介は私の貴族出身を知ってて
私に近づいたのかな…
でも、そんな事ないよね…。きっと違うよね』
まいは藍染が接してくれる態度を思い出しながらも少し不安を覚え、涙ぐみながら眠りについてしまった。
