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放課後、三人は実習棟で訓練に励んだ。
その後、寮の食堂に行き、
三人で晩御飯を食べた。
「惣右介は強すぎるな」
『私も惣右介のペースに
着いていくのがやっとだったわ』
「すまない。二人の事を考えていなかったね」
『いいのよ。でもこれでお互いに実力が分かったから、チームで実戦をしてもカバーできる事も分かってきたわ。』
「まいは鬼道が得意なんだな。
斬撃は苦手か?」
『そうなの。あまり力を使う事は苦手でね』
「それなら斬撃が得意な僕や柊が
練習相手になるから、いつでも。」
『ありがとう。』
「柊は斬撃は得意だが
鬼道はめっきりだね」
「おい、今笑っただろ、惣右介。」
「すまない。僕が想像していたより
苦手そうだったから、
つい思い出してしまってね。」
『私たちも柊に鬼道を教えるられると思うから
いつでも言ってね』
「ったく、俺は繊細な事は苦手なんだ!」
『霊圧を込めたりするのが苦手みたいね』
「柊の性格が出ていてとても良かったよ」
「またバカにしやがって」
『こらこら、二人とも!』
「まぁ、卒業までにある程度のレベルに持っていければ大丈夫さ。心配する事はないよ」
「そりゃそうだけどよ」
『ても、惣右介はどっちも得意なのね。
すごいわ。どうしてもう出来るの?』
「何でだろうね。気付いたら会得していたよ」
『惣右介って秀才ね。
飛び級も夢じゃないわね』
「実は、飛び級の話も貰っていたんだ。
でも、まいに出会って、断ったんだ」
『え、どうして?』
「飛び級になってしまったら
なんだかまいの事を置いてきてしまうようで心許ない感じになってしまってね。」
『惣右介…』
「僕はね、君に僕の事を理解してくれた事だけでも嬉しかったんだ。
だからこそ、まいの事はこれからも守ると誓ったんだ」
『そんな事…思っててくれたのね』
「惣右介はまいが居ないとダメなんだな。
まあ、でも惣右介の言う事も分からなくもないけどな。」
『そうなの?』
「惣右介はこう見えて不器用で意地っ張りな所もあるからな。まいが心の支えとして必要なんだな」
『柊…』
「確かに、柊の言う通りかもしれないな。」
『惣右介も何かあったら私たちに相談してね。決して一人で考え込まないで。』
「ありがとう。僕はいい仲間を貰った。
それだけでも充分さ。」
三人はこれから更にお互いを知り得、
そして大切な仲間として切磋琢磨しながらも
実のある青春時代を過ごすのであった。
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