ホグワーツ在学中
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『食事』を知ったみなみは甘いものが大好きになった。それまで生きる為に食べる必要がなかったため食事はしたことがなかったし興味もなかった。しかしホグワーツに来てシリウスと行動を共にすると必然的に食事の機会が訪れた。
みなみに『食べる』事は必要ないと知らないシリウスは食事の度にいろいろな食べ物を皿に取ってたくさん与えた。みなみが小さいのを心配してというのもあったし、そもそもシリウスはみなみが自由自在に姿形を変えられることを知らない。
周りに座る人達が小さなみなみでは食べきれないと思う量を皿に乗せるシリウスと、小さな体のどこに収めているのか分からないが毎回完食するみなみ。あのブラック家のシリウスと特例のみなみということもあり食事中の2人は注目の的だった。
「甘いのとって」
「メシも食えよな」
シリウスはそう言いつつも皿に全ての種類のデザートを乗せてみなみの前に置いてやる。今日は糖蜜パイ、プディング、トライフル、4種のアイスクリームだ。かぼちゃジュースも皿の横に置かれて、シリウスが食べ始めるのを待ってからみなみも食べる。
「見てるだけで胸焼けしそうだ」
「甘いものは僕も好きだけど食事にそれだけだと流石に物足りないよ」
ジェームズとリーマスが見慣れた光景に呆れる。ピーターも何か言いたそうにしていたが口から言葉が出ることはなかった。
「シャツを着てるの初めてじゃない?」
「もらった」
細かいところまでよく見ているリーマスはみなみが今まで着たのを見たことがない、おそらく男物のシャツを着ているのに気づいた。視線をシリウスに向けるが何も言わない。
「そっか。良かったね」
嬉しそうに口を甘いものでいっぱいにしてみなみは頷く。リスみたいで可愛いなぁとリーマスは膨らむ頬っぺたについつい手を伸ばすと
「行儀が悪いぞ」
間髪入れずにシリウスの手に阻まれる。
「そういう所が名家出身だよね」
「何気ない所作とかも」
「一緒にいると忘れるけどな」
好き勝手言う友人達に心底嫌そうな顔をして手を離すシリウス。あの柔らかそうな頬に触れなかったことを少し残念に思い、ガードが固いなとリーマスは笑った。
ある週末の談話室にたくさんのお菓子を抱えたみなみが入って来た。そのままソファに座るシリウスの膝にバラバラとお菓子を置いて自分は横に座る。
「どうしたんだコレ」
「もらった」
「誰から」
「女の人」
「知らない奴から物を受け取るな」
シリウスとみなみが話す向かいで、リーマス達はそれぞれお菓子を手に取り確認する。
「ハニーデュークスの新作ヌガーだと思う」
「こっちは蛙チョコレート」
「キャンディの詰め合わせもあるよ」
「既製品なら大丈夫じゃない?」
「これは手作りじゃない?」
「「えっ」」
シリウス、ジェームズ、リーマス3人の声が重なった。みなみに手作り菓子?
「捨てろ」
「その方がいいね」
「で、でも」
「じゃあピーターが食べなよ」
「だな」
「みなみ1つくらいピーターにやってもいいだろ」
「…わかった」
良くなさそうな顔でみなみは承諾した。
結果から言うと何もなかった。手作り菓子を食べた(食べさせられた)ピーターも、既製品を食べたみなみ、リーマス、ジェームズも呪いの兆候は一切みられなかった。
「大丈夫だったね」
「結果的にな」
「用心するに越したことはないけど」
「次からは貰う時に寮と名前聞いてからにしろ」
甘いものはいらないと優雅に紅茶を飲んでいたシリウスが言う。みなみは何故そんなに警戒するのかわからないままいつものように返事をする。
「わかった」
後書き
なんか小さいものファンクラブみたいなのができて知らない女性たちからお菓子いっぱい貰ってほくほくなのが見たい。寮と名前を聞くのはもちろん何かあった時に『御礼』するため。でも多分興味なくて覚えれないから紙に書くかお菓子本体に書くことになりそう。で、だんだんその辺の情報が共有されて寮と名前が書かれたメモ付きのお菓子をもらうようになる。手作りは控える方向で。とにかく甘いもの好きなので百味ビーンズとか悪戯のお菓子は横流し。それもそのうち共有されて渡されなくなる。
甘いもの好きはイメージです。
好きみなみ>リーマス>ピーター>ジェームズ>シリウス
シリウスは基本自分からそんなに食べなそうだなと。たまに食べるか、みなみから貰ったら食べると思う。
みなみに『食べる』事は必要ないと知らないシリウスは食事の度にいろいろな食べ物を皿に取ってたくさん与えた。みなみが小さいのを心配してというのもあったし、そもそもシリウスはみなみが自由自在に姿形を変えられることを知らない。
周りに座る人達が小さなみなみでは食べきれないと思う量を皿に乗せるシリウスと、小さな体のどこに収めているのか分からないが毎回完食するみなみ。あのブラック家のシリウスと特例のみなみということもあり食事中の2人は注目の的だった。
「甘いのとって」
「メシも食えよな」
シリウスはそう言いつつも皿に全ての種類のデザートを乗せてみなみの前に置いてやる。今日は糖蜜パイ、プディング、トライフル、4種のアイスクリームだ。かぼちゃジュースも皿の横に置かれて、シリウスが食べ始めるのを待ってからみなみも食べる。
「見てるだけで胸焼けしそうだ」
「甘いものは僕も好きだけど食事にそれだけだと流石に物足りないよ」
ジェームズとリーマスが見慣れた光景に呆れる。ピーターも何か言いたそうにしていたが口から言葉が出ることはなかった。
「シャツを着てるの初めてじゃない?」
「もらった」
細かいところまでよく見ているリーマスはみなみが今まで着たのを見たことがない、おそらく男物のシャツを着ているのに気づいた。視線をシリウスに向けるが何も言わない。
「そっか。良かったね」
嬉しそうに口を甘いものでいっぱいにしてみなみは頷く。リスみたいで可愛いなぁとリーマスは膨らむ頬っぺたについつい手を伸ばすと
「行儀が悪いぞ」
間髪入れずにシリウスの手に阻まれる。
「そういう所が名家出身だよね」
「何気ない所作とかも」
「一緒にいると忘れるけどな」
好き勝手言う友人達に心底嫌そうな顔をして手を離すシリウス。あの柔らかそうな頬に触れなかったことを少し残念に思い、ガードが固いなとリーマスは笑った。
ある週末の談話室にたくさんのお菓子を抱えたみなみが入って来た。そのままソファに座るシリウスの膝にバラバラとお菓子を置いて自分は横に座る。
「どうしたんだコレ」
「もらった」
「誰から」
「女の人」
「知らない奴から物を受け取るな」
シリウスとみなみが話す向かいで、リーマス達はそれぞれお菓子を手に取り確認する。
「ハニーデュークスの新作ヌガーだと思う」
「こっちは蛙チョコレート」
「キャンディの詰め合わせもあるよ」
「既製品なら大丈夫じゃない?」
「これは手作りじゃない?」
「「えっ」」
シリウス、ジェームズ、リーマス3人の声が重なった。みなみに手作り菓子?
「捨てろ」
「その方がいいね」
「で、でも」
「じゃあピーターが食べなよ」
「だな」
「みなみ1つくらいピーターにやってもいいだろ」
「…わかった」
良くなさそうな顔でみなみは承諾した。
結果から言うと何もなかった。手作り菓子を食べた(食べさせられた)ピーターも、既製品を食べたみなみ、リーマス、ジェームズも呪いの兆候は一切みられなかった。
「大丈夫だったね」
「結果的にな」
「用心するに越したことはないけど」
「次からは貰う時に寮と名前聞いてからにしろ」
甘いものはいらないと優雅に紅茶を飲んでいたシリウスが言う。みなみは何故そんなに警戒するのかわからないままいつものように返事をする。
「わかった」
後書き
なんか小さいものファンクラブみたいなのができて知らない女性たちからお菓子いっぱい貰ってほくほくなのが見たい。寮と名前を聞くのはもちろん何かあった時に『御礼』するため。でも多分興味なくて覚えれないから紙に書くかお菓子本体に書くことになりそう。で、だんだんその辺の情報が共有されて寮と名前が書かれたメモ付きのお菓子をもらうようになる。手作りは控える方向で。とにかく甘いもの好きなので百味ビーンズとか悪戯のお菓子は横流し。それもそのうち共有されて渡されなくなる。
甘いもの好きはイメージです。
好きみなみ>リーマス>ピーター>ジェームズ>シリウス
シリウスは基本自分からそんなに食べなそうだなと。たまに食べるか、みなみから貰ったら食べると思う。