10年越しの恋(不動明王+10)
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なまえ「…はぁ、はぁ、不動、くん…
私は…今でも好き……だよ…」
なまえ「…フッ、そんなの知ってるに決まってるじゃねえか。だから鬼道クンは俺にお前を介抱させたんだよ」
なまえ「不動、くんは…?」
不動「…好きに決まってんだろ、忘れたことなんてねぇよ。」
元から熱い身体が、さらに熱くなった。
ああ、好きだ。彼が好きだ。彼も私が好きなのか。
どうにかなっちゃいそうなくらい嬉しかった。
不動くんはソファにいた私をベッドに移動させ、その上に覆いかぶさった。
好き、と言われたものの、慣れた手つきでドレスを脱がせてくる不動くんに少しヤキモチを妬いた。
沢山の人と付き合ってきたのかな、とか嫌なことも考えてしまった。
でもその考えは彼にはばれているみたいで。
不動 「お前昔から分かり易すぎんだよ」
なまえ「え……?」
不動 「凄い不安そうな顔してたぜ。俺の手つきが慣れてるなぁ、とか思ってたんじゃねぇの?」
なまえ 「……っ、ごめ、」
不動 「心配しなくても俺が好きなのはお前だけだよ、なまえ。」
夢みたいな言葉。
その言葉とともに、不動くん自身が私のナカに入ってきた。
なまえ「っう、あ、好き、不動くん、好き、ッハ」
不 動「…っ、何回も言うなよ」
思わず私が欲しかった言葉をかけてくれたもんだから、私も不動くんに精一杯の愛を伝えた。
10年越しに、初恋の人と再会。両思い。なんてこんな展開、夢でしかなかった。
なまえ「あ、もう、ダメっ…!」
不動 「ああ、俺も……ッ!」
そのまま二人とも果てた。
その後、そのまま私の部屋でシャワーを浴びゆっくり話している時にふと気付いた。
なまえ「好き、って伝えたけど…付き合ってって言ってない……」
不動 「あ?なんだよ」
なまえ「怖いよ、付き合ってくれないの?」
しょげた顔で聞いたが、もちろん彼の答えはイエスだった。
一夜限りならどうしよう、といった不安もすぐに吹き飛んだ。
なまえ「ふふ…不動くん、大好き」
不動 「俺もだ。でもまぁ、お互い風呂に入ったからよぉ……」
なまえ「!!!」
不動くんは私の手を自分の下へと誘導した。
先程したはずなのに、再び膨れ上がっていた。
不動「後でもう一回、な」
そう言って黒い笑みを浮かべた不動くん。
でもそんな彼にもキュン、としてしまったのは内緒。