10年越しの恋(不動明王+10)
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不動「何ずっと見てんだ」
なまえ「!!!
いや、何もないよ…ただ不動くんも今日お酒結構飲んでたよね、強いなぁと思って」
不動「ああ、お酒は強いけど別にいーだろ」
なまえ「いいけど、ただ、すごいなぁ、とおもって」
不動「急に変なヤツだな」
褒めたのに変なヤツだなんて、彼はとことん言うなぁ。
そんなことを思っていた矢先だった。
ーーーーーーーチュッ
なまえ「……っ、!」
不動くんにキスをされた。それもいきなり。
10年前の出来事がフラッシュバックする。
不動「そういえば、もうあのキスから10年経つんだなぁ。 なまえちゃん?」
あの、キス。
忘れもしない。不動くんも覚えていたんだ。
不動「なまえ、なんでおれを部屋に入れたんだよ?」
「っ、それは…助けてくれたから」
不動「本当にそれだけ?そんなに無防備でいいのかよ」
なまえ「あ…ぅうっ、ん、っふ………」
「なんで俺を部屋に入れたのか」
そう言って厭らしく、私の背中や太ももを撫でてくる不動くん。
質問に対して私は答えれなかった。
酔って歩けず助けて欲しかった気持ちもあるが、10年前の出来事や今後に何か期待していた自分がいたのも事実。
でもそれを彼に言える訳もなく、黙り込んだ。
答えず俯いていると、部屋のソファに押し倒され彼に身体を触られている。そんな状態。
不 動「酔って男を部屋に入れちゃぁ、こんな風になってしまってもしょうがねぇんじゃね?それともそういう趣味?」
なまえ「ちが…そんなんじゃ……っん!」
ニヤニヤしながら私の胸を揉み、そんな言葉を投げてくる。
そんな姿すらかっこいいと思ってしまう。ああ、10年も時が過ぎてもまだ私は彼が好きなのか、と思い知らされる。
不動 「やっぱりさ、俺も男なんだわ。初恋の人に部屋に呼ばれたら、そりゃあこうなっても仕方ないだろ」
は、初恋の人…?
私がどういうこと、と質問する前にドレスの下に手を忍ばせ、ショーツ越しに秘部に触れる不 動くん。
なまえ「あ、んや……っ!まって…」
不動 「待ったらヤっていいのかよ」
なまえ「ちが…初恋、の、人っ!て!あ、」
不動 「ああ、お前は俺の初恋の人さ。お前が俺に気があったことは皆から聞いていたが……でもどうも、あの時の俺は素直になれなくて。だからキスだけはしておいたんだよ」
“ 俺のことを忘れられなくするために、な ”
そんなことを言いショーツをずらし指を秘部に入れてきた。
先程の愛撫を受けていたのもあるし、その言葉は今の私にとってパワーが強過ぎた。もうどうにもならないくらいに濡れ切っていて、不 動が指を動かすとはしたない音だけが部屋に響いた。
なまえ「あ、ぁあ!んんんん!だめ…もう、だめっ、ん!」
一際大きい声を上げて達してしまった。
自分の初恋の人、からの初恋だった宣言。
嬉しくて嬉しくて堪らなかったが、今の気持ちはどうなんだろう…一瞬にして不安に駆られた。