2024年の会話
「あっ」
「君ってば運転中なんだからあんまり外見すぎないでよね」
「待って、それだと俺、車内見ながら運転してない? どんだけ危険運転だよ。あとまだ赤信号なので大丈夫です」
「で、どうかしたの?」
「今横断歩道渡ったちびっ子さ、冬特有のあの、三つ編みおさげみたいな帽子かぶってたじゃん?」
「うん、あの子だね。渡りきったところで友だちと別れたっぽいあの黒ランドセルの子」
「その三つ編みの途中にバッジが見えたんだよ、しかも左右両方に」
「……おしゃれなところにつけてるね?」
「それも思ったけど、それが誕生日の主張激しいデザインだったんだよな」
「待って、君、目がよすぎるよ。僕そんなの見えなかった」
「まあ、俺、メガネなんで」
「目悪いんかい!」
「なんか、あそこまで誕生日の主張激しいちびっ子いたら、さすがの見知らぬおじさん俺もなにかあげたくなるよな」
「わからないでもないけど、不審者だね」
「ってことで、来年は俺もマネしようかな。同期も気づいたらなんかくれるっしょ」
「そんなわけないよ、君ってばちびっ子から対極の位置にいるんだから無理に決まってるね。やるなら僕だね、三月だ」
「君ってば運転中なんだからあんまり外見すぎないでよね」
「待って、それだと俺、車内見ながら運転してない? どんだけ危険運転だよ。あとまだ赤信号なので大丈夫です」
「で、どうかしたの?」
「今横断歩道渡ったちびっ子さ、冬特有のあの、三つ編みおさげみたいな帽子かぶってたじゃん?」
「うん、あの子だね。渡りきったところで友だちと別れたっぽいあの黒ランドセルの子」
「その三つ編みの途中にバッジが見えたんだよ、しかも左右両方に」
「……おしゃれなところにつけてるね?」
「それも思ったけど、それが誕生日の主張激しいデザインだったんだよな」
「待って、君、目がよすぎるよ。僕そんなの見えなかった」
「まあ、俺、メガネなんで」
「目悪いんかい!」
「なんか、あそこまで誕生日の主張激しいちびっ子いたら、さすがの見知らぬおじさん俺もなにかあげたくなるよな」
「わからないでもないけど、不審者だね」
「ってことで、来年は俺もマネしようかな。同期も気づいたらなんかくれるっしょ」
「そんなわけないよ、君ってばちびっ子から対極の位置にいるんだから無理に決まってるね。やるなら僕だね、三月だ」
