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2024年の会話

「思ったんだけどさ、これってサンタさんの袋に似てるね」
「まあ……わからんでもない」
「ていうか、これってなに?」
「どう考えてもティーバッグだろ」
「だってこういう、あの、なに? いい香りするやつもあるじゃん? だからそれの可能性もあったわけ」
「俺が取り出した瞬間はそう思ってても別にいいけど、お湯に浸す時点でわかってほしいかも。てか外出ない日にそんなことするわけないじゃん、俺が?」
「なるほど! そりゃそうだ!」
「自分で言ったけど、そこまで賛同されるとしゃくだな」
「えへへ」
「褒められてると思ってる? おばかはこれだから困っちまうね」
「じゃあさ」
「どっからなにがじゃあなのか知らないけど」
「サンタさんの背負ってる袋もさ、いい香りするのかな」
「あれ、お前さ、今の一連の会話で学ばなかった? 似た見た目でも、用途が違うもんもあんのよ。知らない?」
「いやいや、学んだよ? 学んだ上でだよ。紅茶だっていい香りするでしょ」
「お前ってつくづく腹立たしいよな。……まあ、サンタの袋に何が入ってるかによるんじゃないかな」
「うれしいものたちが入ってるから、じゃあいい香りだね」
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