2024年の会話
「どう? 帰ってきてみて、変わったとこ気づいたかな?」
「え、っと、細かな変化に気づいてほしいタイプの恋人? 俺そういうのには疎くて……」
「じゃなくて! 家の様子だよ、リビングの!」
「ぎゅっと範囲が狭まったな。リビングで変わったところを探せばいいのね、見つけたら報酬は?」
「えー、そろそろクリスマスだなぁって気持ちになれる」
「報酬じゃないな、それヒントだわ。あと、今年も終わりに近づいた感覚がしてむしろマイナス点なんだが?」
「あっ」
「今さら口をおさえたって遅いぜ。よしさが――おいこら」
「え、ナンデスカ?」
「いやいやいや、……さすがにこれは俺も怒るぞ」
「君の気に食わない変更でしたかね」
「あんね、どこが変わったでしょうかってやつは、答えをテーブルの上に放置した状態ではじめちゃいけないのよ。そんな初歩的なミスある? え、これミス?」
「そこにあるならミスですね〜」
「なんだそれ……。で、これシール? クリスマスシーズン終わったらはがせるんだよな? ってか普通に考えてこれじゃ時間わかりにくいだろ」
「ふふん、一日のうちにいちばん見るでしょ、時計って」
「えらそうにされても困るなぁ。サンタが六時を隠しちゃってるのよ」
「え、っと、細かな変化に気づいてほしいタイプの恋人? 俺そういうのには疎くて……」
「じゃなくて! 家の様子だよ、リビングの!」
「ぎゅっと範囲が狭まったな。リビングで変わったところを探せばいいのね、見つけたら報酬は?」
「えー、そろそろクリスマスだなぁって気持ちになれる」
「報酬じゃないな、それヒントだわ。あと、今年も終わりに近づいた感覚がしてむしろマイナス点なんだが?」
「あっ」
「今さら口をおさえたって遅いぜ。よしさが――おいこら」
「え、ナンデスカ?」
「いやいやいや、……さすがにこれは俺も怒るぞ」
「君の気に食わない変更でしたかね」
「あんね、どこが変わったでしょうかってやつは、答えをテーブルの上に放置した状態ではじめちゃいけないのよ。そんな初歩的なミスある? え、これミス?」
「そこにあるならミスですね〜」
「なんだそれ……。で、これシール? クリスマスシーズン終わったらはがせるんだよな? ってか普通に考えてこれじゃ時間わかりにくいだろ」
「ふふん、一日のうちにいちばん見るでしょ、時計って」
「えらそうにされても困るなぁ。サンタが六時を隠しちゃってるのよ」
