2024年の会話

「僕思ったんだけどさ……世界の速度はやすぎじゃない?」
「うーん、まあそれは共感できちゃうな」
「このままのスピードで世界が回ったら、やばくない?」
「わかる人にしかわからないボケやめて? 100号はきっと宇宙の果てまで行っちまうよ」
「僕なんかじゃ追いつけないなぁ、って思って、ね」
「そらそうだろうがバカ、お前なんかがおこがましいぞ。俺だって追いつけないなって諦めてんだから」
「あれ、君の方が僕よりはやいってこと?」
「どこをどう取ってはやいと言うかは知らないけど、そう」
「……てかこれ、何の話?」
「はぁ? 俺のセリフなんだけど。お前がいきなり世界がはやいとかなんとか言うから……」
「いや、地球はいつもほぼ同じ速度で自転と公転してるんじゃないの? え、何言ってんの?」
「おいおいおい……。お前それ得意だね、おかしなこと言ったの自分じゃないですけど? の顔と言動」
「どういう意味?」
「きぃー、腹立つ! 確かに俺はその演技力をかったんだけどな! 同居人にそんなことしなくていいんですよ、誰かが見てるようなショーでもなんでもないんだからさァ」
「そういえばでっかいアポロ買ったんだけど、食べる?」
「あれ買ってきたのも、そのセリフ言うのも俺な。いいよ、いっこだけならあげるわ」
「ええ、一個!?」
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