2024年の会話

「いやぁ、七月も終わっちまいますなぁ」
「でもまだ夏は終わんねえんだわ、あちいのなんのって」
「ねえ〜、君も合わせてよぉ! なんでか知らないけど夕焼け浴びながら河川敷歩いてる僕らめっちゃMVっぽいよ」
「たぶん俺らじゃなくてもぽくなるよ、この状況は」
「えぇ? 僕と君だからこそでしょ?」
「……なにエモ出そうとしてんの、最終回?」
「いや違うね、僕らに最終回なんて来ないから」
「ま? いつかは来てほしいんだけど、俺的には」
「なんてこと言うんだね君は。僕らは永久不滅、だろ」
「うわぁ……ウィンクしながら言っちゃえるんだもんなお前ってやつはさぁ。こんなやつとルームシェアしてんのか俺」
「七月なんかいろいろしたね」
「いらんことも多々させられたな。まじで心スポの件は一生許さねえ。いつか何らかのやり返しするからよろしく」
「おっけ、待ってる」
「言ったな? やるぜ、俺は、まじで」
「何する何する? 一緒に考えよ」
「……なんなんこいつ」
「ほら、君も言ってたでしょ。夏はこれからだって」
「厳密には一ミリもそんなこと言ってないな」
「だからさ、まだ遊んでようよ」
「仕事も家事もしような、お前は特に」
「んー、それはまた今度ね」
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