2024年の会話
「ん、めずらし。無線ヘッドフォン? 何聴いてんの?」
「……え、なんか言ってた?」
「あ、すみませんでした。俺はノイズだからキャンセルされるもんな、おっけ」
「ちょっと、なんですぐすねちゃうの。かわいいなぁ」
「は? おわ、こっち来んな。俺彼女か?」
「ごめんて。で、なんか言ってた? あと Bluetooth ね」
「何聴いてん――いや、聞こえてんじゃねえか、おい」
「ノイズキャンセリングはしてたんだけどね、君の声はばっちり聞こえたよ。なんだかこいつは……弱いみたいだね?」
「強者みたいな発言すんなよ」
「だって僕、さいきょ――」
「おま、言うな! 一ページもそのマンガ読んだことないだろ、そんなやつが流行りに乗るな。波に飲まれるぞ」
「……わかった。何言ってるかはよくわかんないけど」
「で、何聴いてたの?」
「んー、夏っぽい曲みたいな」
「タイトル忘れたんか。えっと、最近のやつ? 誰の?」
「知らないんだよね。夏っぽい曲で検索して流してるから」
「忘れてたよ、お前ってそういうやつだもんな」
「あ、わかった。君さ、僕におすすめの夏ソングメドレー作って僕にプレゼンするかプレゼントするかしてよ」
「フツーにイヤです、却下、さよなら、おやすみ」
「えー、きっと楽しいよ?」
「……え、なんか言ってた?」
「あ、すみませんでした。俺はノイズだからキャンセルされるもんな、おっけ」
「ちょっと、なんですぐすねちゃうの。かわいいなぁ」
「は? おわ、こっち来んな。俺彼女か?」
「ごめんて。で、なんか言ってた? あと Bluetooth ね」
「何聴いてん――いや、聞こえてんじゃねえか、おい」
「ノイズキャンセリングはしてたんだけどね、君の声はばっちり聞こえたよ。なんだかこいつは……弱いみたいだね?」
「強者みたいな発言すんなよ」
「だって僕、さいきょ――」
「おま、言うな! 一ページもそのマンガ読んだことないだろ、そんなやつが流行りに乗るな。波に飲まれるぞ」
「……わかった。何言ってるかはよくわかんないけど」
「で、何聴いてたの?」
「んー、夏っぽい曲みたいな」
「タイトル忘れたんか。えっと、最近のやつ? 誰の?」
「知らないんだよね。夏っぽい曲で検索して流してるから」
「忘れてたよ、お前ってそういうやつだもんな」
「あ、わかった。君さ、僕におすすめの夏ソングメドレー作って僕にプレゼンするかプレゼントするかしてよ」
「フツーにイヤです、却下、さよなら、おやすみ」
「えー、きっと楽しいよ?」
