2024年の会話

「僕のお姉ちゃんがとんでもない雨女だったんだけどさ、弟の僕はとんでもない晴れ男なんだよね」
「なんかよくわかんないけど、不毛な会話させられそうじゃない、俺? いや、いつもか、じゃあいいわ」
「姉ちゃんの参加する遠足も修学旅行も運動会も全部雨だったわけ。で、僕のときはカンカン照りなの」
「……あれ、お姉さんと何歳違いだっけ? 小学校ではぎりかぶるくらいの歳の差よな」
「でね」
「無視するなよ?」
「僕ら最強の雨属性と晴属性が一緒にいるとどうなっちゃうかって言うと、すごいことが起きるんですねぇ」
「あ、なるほど。俺は先を急ぎすぎたんだな……」
「いち、めちゃくちゃ晴れてるのにめちゃくちゃな豪雨。に、晴れたり降ったりのイヤ〜な天気。さん、完全にどっちかの属性が勝つ。よん、逆に曇り」
「ん、もしかして選択肢提示された? 俺、解答者?」
「もちろん、そういう流れじゃん?」
「じゃなかったと思ったけどな。……んー、じゃあ四番」
「ざんねん! 五番の雪が降る、でした〜」
「ふざけんな、うそじゃねえか。おいこら運動会で雪降ったんか? お前出身地言ってみろや、おい笑ってねえでよォ」
「待って待って、そんなことなると思わないじゃん。ねえ、お、落ち着いてよぉ……」
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