2024年の会話

「じゃあさ、じゃあさ」
「何にテンション上がってるの? 発作?」
「近未来SFパロディがあったとするなら、俺たちはどんな関係でどんな世界線を生きてると思う?」
「急にどうしたの、君がそんなこと言うなんて珍しいね」
「いやなんか、先週あたりお前が錬金術師パロとか言うから別のパロディ考えるかと思って、ようやっと思いついた」
「ようやっと思いついたんがそれでしたか。難しすぎじゃない? 小難しいけど少年心くすぐる本ばっか読んできた?」
「いいだろSFかっこいいし……難しいから読んだことはないけど。雰囲気浴びて満足してる」
「どういう楽しみ方なの。……近未来ってとこがミソだね」
「そう! そこまで行きすぎたSFじゃなくて、ギリありそうな世界観でいこうぜ」
「んー、とにかくそこら中に高層ビルが立ち並ぶ都市で……アレだ、たぶんどっちかロボだよ。それを隠して人間のフリして生きてんの」
「……めっちゃよすぎるな。じゃあお前じゃん、ヒューマノイド。最高に合いすぎる」
「いや、普段常識人ぶってる君こそアンドロイドだったらおもしろいじゃん? こう、読者は僕がロボだと思って読むんだけど、実は逆みたいな」
「なるほどな。なるほど……」
「しみすぎちゃってる。この家、君が溶けるとツッコミいなくなるんだね。初耳だった」
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