2024年の会話
「ねえ、でっかい三角定規ほしい」
「……何のため? いや言わんでいい、俺も同じ気持ちだ」
「たぶん違うから同じとか言わないでくれる? 僕はね、小学時代先生が黒板で使ってた三角定規とコンパスを手に入れて、君と戦いたい」
「なんか……ちょっ、と、ズレてるか……」
「ちょっとでいいんだ」
「まああれでチャンバラってやりたくなるもんな、わかる」
「えー、君にわかられるの気に食わないんだけど」
「じゃあ発言するなよ?」
「でもあれだよね、世の中みんなさ、それぞれのものさしで世界を見てるわけじゃん。それを統一できたらさ、めちゃくちゃいい世界になるはずのにね」
「ガキくさいこと言ってたはずなのに、急に哲学すんのやめれる? ジェットコースターかと思うわ」
「まあそれは冗談として」
「ん、今どれが冗談になった?」
「やっぱでっかい道具ってあればあるほどいいじゃん。だからさ、その、作っておいたから」
「は?」
「君の部屋置いといた」
「……いや、思ってたでかさと違うんだけど?」
「そうですか。それでは」
「おいこらちょっと待てよ、お前の労力明日ゴミ捨て場行かすぞおい!」
「……何のため? いや言わんでいい、俺も同じ気持ちだ」
「たぶん違うから同じとか言わないでくれる? 僕はね、小学時代先生が黒板で使ってた三角定規とコンパスを手に入れて、君と戦いたい」
「なんか……ちょっ、と、ズレてるか……」
「ちょっとでいいんだ」
「まああれでチャンバラってやりたくなるもんな、わかる」
「えー、君にわかられるの気に食わないんだけど」
「じゃあ発言するなよ?」
「でもあれだよね、世の中みんなさ、それぞれのものさしで世界を見てるわけじゃん。それを統一できたらさ、めちゃくちゃいい世界になるはずのにね」
「ガキくさいこと言ってたはずなのに、急に哲学すんのやめれる? ジェットコースターかと思うわ」
「まあそれは冗談として」
「ん、今どれが冗談になった?」
「やっぱでっかい道具ってあればあるほどいいじゃん。だからさ、その、作っておいたから」
「は?」
「君の部屋置いといた」
「……いや、思ってたでかさと違うんだけど?」
「そうですか。それでは」
「おいこらちょっと待てよ、お前の労力明日ゴミ捨て場行かすぞおい!」
