2024年の会話

「俺のアサガオさ〜」
「そんなことあるかな、もしかして僕と君入れ替わった?」
「夏休み一週間しないくらいで枯れちゃったんだよね」
「アサガオは夏休みあるあるだよね。いやでも、さすがの僕でも枯らさなかったけどね?」
「いやあんね、違うんだよ」
「いや違わないよね?」
「俺さ、水あげすぎちゃったみたいでさ」
「イメージあるよ、大切なものを大切にしすぎる傾向ね」
「そうなんだよなぁ。アサガオってか、生き物育てるなんて初めてくらいの年頃の少年なわけじゃん? 大切にするぞ! って気合い入れすぎちゃったんだよな」
「いつだったかさ、いとこあたりにもらったお皿大切にしすぎて使うのすら拒んでたことあったじゃない?」
「あー、あったな……だって怖いじゃん、こんなに大切なのに落として割ったり、割らなくてもフォークとかナイフで傷つけたりしたくないじゃん」
「んー、君ってば付き合ったらめんどくさそうだよね」
「いやいやいや、監禁まではしないってばァ!」
「そんなこと言ってないんだけど……」
「そういう目で見られた気がしたので」
「僕はね、じゃあ君の中で僕はそこまで大切じゃないんだなって思ってたところだよ」
「……お前も付き合ったらめんどそうじゃん」
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