2024年の会話
「えっ、ちょっと待てお前、止まれ」
「……どしたのそんな慌てて?」
「ほら見て。この自販機、見たことないジュース入ってる」
「え、まじ? 買わなきゃじゃん」
「こんなんはじめて見るよな? ほらヨーグルトソーダだって、めっちゃいいじゃん、パーティじゃん」
「ほえ〜、気になるねぇ。どんな味するんだろ、乳酸菌飲料かっこ強炭酸、みたいな感じ? 買ってみようよ」
「小銭持ってる? 俺ね、今札しかないわ」
「あー、いいよ。代わりに半分こより僕の方が多めね。あと君がこの前買ってたマンガ貸して」
「もちろん、それ俺にお釣り来ない? 大丈夫?」
「てことで交渉成立だね――待って、ないんだけど」
「は? どういうこと?」
「ね、今ちゃんと百円二枚入れたよね? ヨーグルトちゃんのランプつかないんだけど?」
「ケンカか?」
「自販機と?」
「まじかよ、サイアクだぜ……だってこんなんスーパーでもコンビニでも見たことないのにさァ、なん――」
「伏せてっ!」
「うわっ……! び、びっくりした……なにが?」
「いや、もし今同居人の命が狙われてたらどうするかって考えてたんだけどさ……僕だったらこうするかなって思って」
「……俺の命狙われてないよ?」
「……どしたのそんな慌てて?」
「ほら見て。この自販機、見たことないジュース入ってる」
「え、まじ? 買わなきゃじゃん」
「こんなんはじめて見るよな? ほらヨーグルトソーダだって、めっちゃいいじゃん、パーティじゃん」
「ほえ〜、気になるねぇ。どんな味するんだろ、乳酸菌飲料かっこ強炭酸、みたいな感じ? 買ってみようよ」
「小銭持ってる? 俺ね、今札しかないわ」
「あー、いいよ。代わりに半分こより僕の方が多めね。あと君がこの前買ってたマンガ貸して」
「もちろん、それ俺にお釣り来ない? 大丈夫?」
「てことで交渉成立だね――待って、ないんだけど」
「は? どういうこと?」
「ね、今ちゃんと百円二枚入れたよね? ヨーグルトちゃんのランプつかないんだけど?」
「ケンカか?」
「自販機と?」
「まじかよ、サイアクだぜ……だってこんなんスーパーでもコンビニでも見たことないのにさァ、なん――」
「伏せてっ!」
「うわっ……! び、びっくりした……なにが?」
「いや、もし今同居人の命が狙われてたらどうするかって考えてたんだけどさ……僕だったらこうするかなって思って」
「……俺の命狙われてないよ?」
