2024年の会話

「えー、っと……今日はまあまあ暖かい日だったと思うのだけれどもね、お前はそれでも鍋を用意したんだもんな。うんまず作ってくれたことはありがとうなんだけど……ま?」
「もっちろんだよぉ! みんなで鍋囲むの、楽しいでしょ」
「うーん、それは否定しないけどさぁ。あっちいなぁ、と思いながらバイトして帰ってきたらこのざまよ、あちすぎ」
「ん? そんなオシャレなフリしてカーディガンとか着てるからじゃない?」
「違う違う、そういう意味じゃないのよ」
「いいじゃん。ほら食べようよ〜、いただきます!」
「おっけ、いつもの無視ね。まあ……いただきますけど」
「あっ、今僕のうどん盗ったよね! 君ってばサイアク!」
「……えっと、ごめん?」
「いいけどさぁ、ちゃんとわきまえてよね?」
「いやあれ、俺がおかしいのか……? でもまあ、それならお前、自分の分に名前書いとけ?」
「え待って、何言ってるの君、同居して二年が近づいてるけど意味わかんなすぎるって。鍋のうどんに名前書く……?」
「そうだよな、俺は間違ってないよな。そのバカを見るような視線やめれる? それ俺の視線だから」
「おれのセリフみたいな言い方やめな? そんな言い回しないからね」
「ずっとお前と俺の立場逆なのよな……」
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