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2025年の会話

「いつから狼人間が男しかいないと勘違いしていた……?」
「……お前、誰? ってか別に勘違いしてないし、お前知り合いの女性に狼人間がいるってことになりそうじゃない?」
「僕は僕だよう、まったくもってなにを言っているのやら」
「結構こっちのセリフなんですけど」
「いやぁ、狼人間が登場したらさ、たいてい男の人じゃん? しかも周りはみんな狼男って呼ぶわけじゃん? いやいやいやと、女性が狼になる場合もあるんじゃないかと」
「もし俺らの周りにそういう系の人間がいるとして、男だけでなく全人類疑ってかかるべきだよねって話?」
「その通り、さすがは君だね。ほらヴァンパイアとかも男の人が多いじゃない? でも女の子でもいると思うんだよね」
「まあ確かにね。いないわけないもんな」
「というわけで、今日から警戒しているのだよ」
「いや、変な人過ぎない?」
「そんなこと言ってぇ、ほめすぎほめすぎ」
「ほめてないのよ、いつも言ってるけど」
「で本題ね、怪しい女性を見つけたんだよね。月を気にして夜になる前にすぐ帰るバイトの後輩」
「ほう?」
「今日は新月ですねとか、ブラックムーンですよ〜とか言うんだよ」
「それ月が好きなだけじゃ――」
「で、早く帰るってわけ。月が出る前に」
「それシフトの問題なんじゃ……」
「あの子、怪しいです」
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