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2025年の会話

「……わっ、びっくりしたぁ」
「そんなに驚かないでもらえる? 僕のジソンシンが削れちゃうよ」
「いや、あのね、帰ってきたら同居人が猫耳つけて正座してる時点で驚かないわけないのよ。無理ゲーすぎる」
「今日さ、黒猫が僕の前を横切っていったの」
「あぁ、だから猫耳――とはならんけどな」
「そしてこう言ったの」
「は? 猫がしゃべったってこと?」
「にゃあ」
「お前黙れよ」
「ってことで猫の気持ちを考えてみようと思って」
「猫語を理解しようとするまではいいとしても、そこから猫耳につながるのがお前でしかないよな」
「えへへ」
「いや、ほめてはないよ」
「そんなに言われちゃうと」
「お前、俺になんて言われてんの?」
「ということでね、不吉な前兆が過ぎったわけなので――、どん!」
「どん、じゃないのよ。俺が入ってきてからずっとテーブルに置いてあったよ? んで、これなに?」
「はい、猫ちゃんのお顔型の食パンです」
「サイコーすぎか?」
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