💛 ̖́- 翡馬の𝐥𝐨𝐧𝐠 𝐬𝐭𝐨𝐫𝐲

第2章03
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そして迎えたオーディション当日。


大きなホールに集まった参加者は、30人以上。
しかも全員が「デビューを目指すライバル」だ。


控室では、初めて顔を合わせる相手も多い。
緊張と期待が入り混じり、空気がピリついている。


「よろしくなっ」


翡馬は隣に座った参加者にそう声をかけた。
相手は軽くうなずいて、わずかな笑みを返してくれた。


(同じ夢を持つ者同士、言葉は少なくても気持ちは通じるな)


不思議と、その一瞬で少し 肩の力が抜けた。



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