💛 ̖́- 翡馬の𝐥𝐨𝐧𝐠 𝐬𝐭𝐨𝐫𝐲

第2章
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夏の暑さがだんだん増してきたある日
翡馬はイースト・ローズ寮の自室でじっとスマホを見つめていた。


――「デビュー選抜オーディション:2週間後」



画面には大きな文字でそう書かれている。

“舞台に立てるのは、本当に一握りだけ。”


友達から聞いた噂通り、参加者の多さに胸がざわつく。

けれど、その胸の奥には、「誰にも負けへん」という静かな炎が翡馬の心を燃やしていた。


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