💛 ̖́- 翡馬の𝐥𝐨𝐧𝐠 𝐬𝐭𝐨𝐫𝐲

第2章05
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楽屋に戻る背中が熱い。


「……なんか、不思議やな。舞台での緊張が、逆に楽しかった」

メンバーの一人が笑い、翡馬も思わず笑顔になった。

“舞台の向こう”には、自分の“本当の気持ち”が待っている。


結果発表までの数日間、翡馬は眠れぬ夜を過ごすことになるが、胸の奥には揺るがない誇りがあった。


――やってみたい、を選んでよかった。


そして、彼のステップは、デビューへのカウントダウンとともに、確かなリズムを刻み始めていた。



第2章【完】
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