こっち向いて
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あれから数日後。
日曜日に暇を持て余してリビングでくつろいでいるとチャイムが鳴った。
「はあい」
部屋着にボサボサ頭でドアを開けると、そこには武士さんがいた。
こんな格好で出るんや無かった。
そんな乙女の後悔なんか微塵も感じとってない武士さんは笑いながら頭をわしゃわしゃと撫でてきた。
「なんちゅう格好しとんねん。頭ボサボサやし。」
「武士さん来ると思ってなかったからやもん。」
「その武士さんっての慣れんわ。昔みたいに武士にいちゃんでええやん。」
「嫌や、妹みたいやんか。」
「今もそうやろ。」
こっちの気も知らずいつもいつも。
不服で少し睨んでみるも、本題を思い出した相手は何処吹く風。
「あ、そや。今日はな、なのかと一緒にここ行こ思て来たんや。」
ほれ、と手渡されたのは近所の大きなテーマパークの招待状。
驚きと嬉しさで目を見開き、相手と招待状を交互に見た。
「えっっ!!!?なんでなんでなんで!?」
「どや、びっくりしたやろ?」
「したした!!!めっちゃした!!」
「せやろ?それな、こないだの祝勝会で貰ろて。なのか好きそうやなと思てん。」
嬉し過ぎる台詞とニカッと嬉しそうに笑う笑顔に少し嬉し泣きしそうになったをぐっと堪えた。
「すぐ支度するさかい、ちょお待っとって!」
「おう、居間におるわ。」
バタバタと階段を駆け上がり、前に武士さんが可愛いと言ってくれたワンピースに着替えた。
それから髪を整えて軽く化粧をした。
少しでも可愛く、女として見られますように。
日曜日に暇を持て余してリビングでくつろいでいるとチャイムが鳴った。
「はあい」
部屋着にボサボサ頭でドアを開けると、そこには武士さんがいた。
こんな格好で出るんや無かった。
そんな乙女の後悔なんか微塵も感じとってない武士さんは笑いながら頭をわしゃわしゃと撫でてきた。
「なんちゅう格好しとんねん。頭ボサボサやし。」
「武士さん来ると思ってなかったからやもん。」
「その武士さんっての慣れんわ。昔みたいに武士にいちゃんでええやん。」
「嫌や、妹みたいやんか。」
「今もそうやろ。」
こっちの気も知らずいつもいつも。
不服で少し睨んでみるも、本題を思い出した相手は何処吹く風。
「あ、そや。今日はな、なのかと一緒にここ行こ思て来たんや。」
ほれ、と手渡されたのは近所の大きなテーマパークの招待状。
驚きと嬉しさで目を見開き、相手と招待状を交互に見た。
「えっっ!!!?なんでなんでなんで!?」
「どや、びっくりしたやろ?」
「したした!!!めっちゃした!!」
「せやろ?それな、こないだの祝勝会で貰ろて。なのか好きそうやなと思てん。」
嬉し過ぎる台詞とニカッと嬉しそうに笑う笑顔に少し嬉し泣きしそうになったをぐっと堪えた。
「すぐ支度するさかい、ちょお待っとって!」
「おう、居間におるわ。」
バタバタと階段を駆け上がり、前に武士さんが可愛いと言ってくれたワンピースに着替えた。
それから髪を整えて軽く化粧をした。
少しでも可愛く、女として見られますように。