こっち向いて
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「ほんで話って何?」
ジュースとデザートを注文し終えたなのかが話を切り出した。
「そやそや。お前なんかワイに用事あったんやないんか?」
「うちそんなこと言うた?」
「いや、今日ジム来とったって聞いてん。」
「あ、えと、あれは、その、なんちゅうか…用事とかやなくて、」
相当しどろもどろ答えるなのか。
顔茹で蛸みたいやな。
と思いながらジッと聞いているとボソリと小さく呟くように言葉を続けた。
「武士さんの、顔が…見たくて。」
恥ずかしそうにそっぽを向くなのか。
あまりの可愛さといじらしさに後輩に感じていたムカムカが吹っ飛んだ。
「ほか。でももうジムには来たらアカンで。あそこは女に飢えとる奴ばっかりやから。」
「え〜っ…、」
「お前が会いたい時に飛んで行ったるさかいそれでええやろ?」
嬉しそうに目の前の口元が緩んだ。
「…ま、そこまで武士さんが言うならそうするわ。」
「おう、おおきに。」
幸せそうにデザートを頬張る彼女。
「あ、今度のデートやけど、うち買い物行きたい。」
「ええで。何か欲しいもんでもあるんか?」
「ちょっと気が早いかも知らんけど…」
少しの間。
その後に「ペアリングが欲しい。」と小さく呟いた。
「わかった。ほな、梅田辺りに行ってみよか。明日空いとるか?」
「うん、大丈夫や。」
「ほな、午後に迎えに行くわ。今日はぼちぼち帰ろか。」
「せやな、ご馳走さんでした。」
「おう。」
律儀に手を合わせ頭を下げる頭をくしゃりと撫でて会計を済ませ、外へ出た。
