こっち向いて
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なのかの家の前まで無心で歩いた。
チャイムを鳴らそうとインターホンに手を伸ばしたタイミングでなのかが出てきた。
「武士さん、お疲れ様。」
「おおきに。ちょうどなのかに用があってん。ちょお出れるか?」
キョトンとした顔で首を傾げるなのか。
「え、今から?」
「そや。」
「ちょお待っとって。」
「おう。」
ドアが閉まり、パタパタと奥に消えていく足音。
少しすると薄手のカーディガンを片手に持ったなのかが出てきた。
「どこ行くん?服これでええの?」
「ちょお公園寄るだけやからそれでええで。」
「公園虫多いから嫌や。」
「ほなファミレスでも行こか。奢るわ。」
「えっ、ほんまに!?甘い物も!?」
「おう。」
「やったあ!おおきに。」
パッと明るい笑顔を浮かばせ、軽い足取りでファミレスに向かうなのか。
贔屓目無しでも可愛えなあ。
ふっとつられて微笑みながら後ろを歩く。
胸のモヤモヤが少し軽くなった気がした。
