こっち向いて
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「ほな、おやすみなさい。」
「おう、おやすみ。」
笑顔を手を振り、ゆっくり足を進める。
家に入る前にチラリと後ろを見ると、武士さんはまだ家の前にいた。
それが何だか嬉しくてもう一回笑顔で手を振ってから家に入った。
「あら、なのか。遅かったやん。久々に武士くんと遊んどったん?」
「う〜ん、まあそんなとこ?」
母親に付き合うことになりました、なんて言うのが恥ずかしくて曖昧に返す。
なんやそれ、と笑われた。
「まあええわ、お風呂あんた最後やからな。はよ入っといで。」
「はあい。」
お風呂を済ませ、ベッドに潜り込むも全然眠れない。
さっき起こったことが何度も何度も頭の中でリピートされて、嬉しくて恥ずかしくてもぞもぞしているうちに朝日が昇った。