こっち向いて
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家に帰るなり、両親に全てを話した。
両親は熱心に聞いてくれ、一緒に看護学校と看護大学の特色などを調べてくれ、決心がついた。
嬉しくて早く伝えたくて家を出た。
そして千堂商店へ向かう。
扉を開けるとおばあちゃんがちょこんと座っていた。
「おばあちゃん、こんにちは!」
「あらなのかちゃんやないの。アレに用事?」
「うん、まだ帰っとらん?」
「いや、部屋におるさかい、入ったらええよ。」
「わかった!お邪魔します。」
二階に上がり、武士さんの部屋をノックする。
「武士さん、うちやけど入ってもええ?」
「お、おう、いや、ちょお待て。ええって言うまで開けたらアカンで!」
「え、あ、うん。」
中から何やら騒がしい音が聞こえる。
多分掃除しているのだろう。
今まで散らかってるのなんか気にしたこともなかったのに、今日はなんだか様子がおかしい。
後で彼女でも来るんかな。
さっきまでうきうきだった気持ちにふと影がさした。