第2回

吉成『それで、その・・・バキュマとか抹茶ソフトとか白玉ぜんざいとか色々ご馳走になってアレだけど・・・』

静森『報酬から差し引いておきますのでご心配なく』

吉成『そういえば例の新譜ってもう聴いたの?』

静森『・・・まあ。1曲目でアレ?って感じになって2曲目で今回は守りに入るのかなー、って思ったら3曲目が凄いの!そして4曲目、5曲目と怒涛の如く押し寄せる(以下略)』

●●『(いきなり饒舌になった?)』

桜橋『あー・・・』

家山『もしかして・・・』

静森『激しくもどこか優しさを感じさせる奔流に身を委ね(中略)ラストナンバーが終わって1曲目にリピートした時に気付いたの!今回のアルバムに託された・・・って、吉成さん!!』

●●『・・・ガチ?』

吉成『わりとガチ★』

家山『つーか、この展開だと・・・』

桜橋『それは大丈夫・・・ほら』

鯉沼『エプロン姿も似合うって、アンタいきなり反則やわ~・・・ウチ、運命感じそうや・・・』

●●『(運命って・・・)』

静森『・・・ハァ』

吉成『ほら、元気出して』

静森『じとー・・・』

矢部『ジト目系女子でやんす』

家山『それは目指したくないなぁ・・・』

桜橋『飽食系だって嫌でしょ』

吉成『トレンド目指すよー!』

矢部『ヤンスタグラムにアップするでやんす!』

吉成『今日のスタグル(試合終了後にあちこち回って貰った余り物編)・・・って炎上不可避だからボツ!あ、いらっしゃいませー』

鯉沼『お、いらっしゃいませー・・・ウヘヘ』

●●『(すぐに切り替える吉成さんに対して・・・)』

静森『(全く締まりの無い顔の鯉沼さん・・・)』

矢部『カワイイ系の女の子でやんす』

吉成『お席、ご案内しますね。あ、お連れ様でしたか。ご注文は・・・かしこまりました、ではごゆっくりどうぞ!』

家山『お手本のような接客だね』

●●『でも・・・』

鯉沼『そ、そういう事だったんか・・・ご、ごゆっくり~・・・』

矢部『覚束ない足取りで戻っていったでやんす』

桜橋『・・・』
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