ばきメモソルジャー
□Winter again
クキカワ『信者の皆さんも、そうでない皆さんも、そしてこれから入信しようと考えている皆さんもこんにちは。神官のクキカワです』
幼なじみ『《お母さん、お元気ですか?私は一応元気です。今日も私は学校に行かず、化粧をした気持ち悪い男の人と・・・》』
クキカワ『どうした?泣きながら手紙をしたためて。しかも、随分酷い言い草だな・・・』
幼なじみ『《先日、酔っ払いの人に絡まれましたが身体が勝手に動いてしまいました。気が付いた時にはその酔っ払いは・・・》』
クキカワ『おーい・・・』
幼なじみ『《この前は牛乳の飲み過ぎでお腹を壊してしまいました。お母さんも》・・・ああ、もー!人が一生懸命手紙書いてるのに!!』
クキカワ『そもそも実家暮らしだろう?』
幼なじみ『いや、まあそうなんだけどさ・・・』
クキカワ『結局、牛乳飲んだのか』
幼なじみ『うっさい!このカルト男!不審者!バカバカバカー!!』
クキカワ『痛い痛い!やめんか、このちんちくりんが!!』
幼なじみ『うー、せめてこの娘くらいにはなりたいよー・・・』
クキカワ『教団のマスコット、萌えキャラの《教ちゃん》だな。心配する事は無いぞ。彼女も元々はこんな感じだった』
幼なじみ『それ、ロ●コン過ぎてデザインやり直しになった初期案の方でしょ?・・・ひょっとしてわざとやってる?』
クキカワ『いや、それが成長すればこんな風に』
幼なじみ『私は(学校行ってないけど)高校生!こっちの初期案はどう見たって小学生かそれ以下でしょ!?』
クキカワ『確かに中学生には見えないな・・・』
幼なじみ『で、今回はどういう話なの?』
クキカワ『・・・読むに値しない下らない話だ』
幼なじみ『え、なにそれ?逆に気になるんだけど』
クキカワ『《Winter diary》という話があっただろう』
幼なじみ『あー、確か主人公君とクキカワが買い出しに行って・・・みたいな物語だよね』
クキカワ『それの後日談だ。正確には《ばきメモソルジャー》本編において《組み手→ライバル》を選んだ展開の後半部分を補完する話だな』
幼なじみ『後半?何かあったっけ?先輩とライバルさんが取っ組み合いの喧嘩をして、その後・・・あ!』
クキカワ『・・・』
幼なじみ『では、早速どうぞ!』
寒い。
そして腰が痛い。
どうにか立ち上がろうとするも、全く力が入らない。
??『だらしないなぁ、もう終わり?』
クキカワ『だらしないのは貴様の方だ・・・ぐぅぅ・・・腰が・・・』
横から聞こえてくる女の声に反論する。
女と何をしていたのかは・・・言いたくない。
??『だらしない同士、仲良くしようよ~』
クキカワ『遠慮して・・・うおっ・・・』
??『マッサージしてあげよっか?』
クキカワ『絶対にそれだけでは済まないだろう』
??『あ、バレた?つーか私、《●●●したい女性アスリート》25位だよ?光栄に思わなきゃ』
クキカワ『自分で言うか。しかも微妙な順位だな』
??『まあ、リーグの知名度を考えればそんなものじゃない?』
リーグ、すなわち女子の野球リーグ。
横で寝転がっている女・・・通称《ライバル》は、そこの中心選手として活躍していた。
今はどういう扱いになっているのかよく分からないが、自身が希望すればすぐに復帰する事もできるだろう。
ライバル『ちなみにアオちゃん先輩は10位』
クキカワ『ほう』
史上初で唯一の女子選手だけあって、引退した今でも知名度はあるようだ。
既に結婚し子供までいると噂で聞いたので、再び会う事もないだろう。
ライバル『ところでさー、・・・ってピッチャー覚えてる?同じチームだったよね?』
もちろん覚えている。
ただ、あまり思い出したくない人物でもあった。
どう答えようか?
【選択肢】
⇒『・・・ああ』
『・・・いや』
『・・・そういえば』
クキカワ『信者の皆さんも、そうでない皆さんも、そしてこれから入信しようと考えている皆さんもこんにちは。神官のクキカワです』
幼なじみ『《お母さん、お元気ですか?私は一応元気です。今日も私は学校に行かず、化粧をした気持ち悪い男の人と・・・》』
クキカワ『どうした?泣きながら手紙をしたためて。しかも、随分酷い言い草だな・・・』
幼なじみ『《先日、酔っ払いの人に絡まれましたが身体が勝手に動いてしまいました。気が付いた時にはその酔っ払いは・・・》』
クキカワ『おーい・・・』
幼なじみ『《この前は牛乳の飲み過ぎでお腹を壊してしまいました。お母さんも》・・・ああ、もー!人が一生懸命手紙書いてるのに!!』
クキカワ『そもそも実家暮らしだろう?』
幼なじみ『いや、まあそうなんだけどさ・・・』
クキカワ『結局、牛乳飲んだのか』
幼なじみ『うっさい!このカルト男!不審者!バカバカバカー!!』
クキカワ『痛い痛い!やめんか、このちんちくりんが!!』
幼なじみ『うー、せめてこの娘くらいにはなりたいよー・・・』
クキカワ『教団のマスコット、萌えキャラの《教ちゃん》だな。心配する事は無いぞ。彼女も元々はこんな感じだった』
幼なじみ『それ、ロ●コン過ぎてデザインやり直しになった初期案の方でしょ?・・・ひょっとしてわざとやってる?』
クキカワ『いや、それが成長すればこんな風に』
幼なじみ『私は(学校行ってないけど)高校生!こっちの初期案はどう見たって小学生かそれ以下でしょ!?』
クキカワ『確かに中学生には見えないな・・・』
幼なじみ『で、今回はどういう話なの?』
クキカワ『・・・読むに値しない下らない話だ』
幼なじみ『え、なにそれ?逆に気になるんだけど』
クキカワ『《Winter diary》という話があっただろう』
幼なじみ『あー、確か主人公君とクキカワが買い出しに行って・・・みたいな物語だよね』
クキカワ『それの後日談だ。正確には《ばきメモソルジャー》本編において《組み手→ライバル》を選んだ展開の後半部分を補完する話だな』
幼なじみ『後半?何かあったっけ?先輩とライバルさんが取っ組み合いの喧嘩をして、その後・・・あ!』
クキカワ『・・・』
幼なじみ『では、早速どうぞ!』
寒い。
そして腰が痛い。
どうにか立ち上がろうとするも、全く力が入らない。
??『だらしないなぁ、もう終わり?』
クキカワ『だらしないのは貴様の方だ・・・ぐぅぅ・・・腰が・・・』
横から聞こえてくる女の声に反論する。
女と何をしていたのかは・・・言いたくない。
??『だらしない同士、仲良くしようよ~』
クキカワ『遠慮して・・・うおっ・・・』
??『マッサージしてあげよっか?』
クキカワ『絶対にそれだけでは済まないだろう』
??『あ、バレた?つーか私、《●●●したい女性アスリート》25位だよ?光栄に思わなきゃ』
クキカワ『自分で言うか。しかも微妙な順位だな』
??『まあ、リーグの知名度を考えればそんなものじゃない?』
リーグ、すなわち女子の野球リーグ。
横で寝転がっている女・・・通称《ライバル》は、そこの中心選手として活躍していた。
今はどういう扱いになっているのかよく分からないが、自身が希望すればすぐに復帰する事もできるだろう。
ライバル『ちなみにアオちゃん先輩は10位』
クキカワ『ほう』
史上初で唯一の女子選手だけあって、引退した今でも知名度はあるようだ。
既に結婚し子供までいると噂で聞いたので、再び会う事もないだろう。
ライバル『ところでさー、・・・ってピッチャー覚えてる?同じチームだったよね?』
もちろん覚えている。
ただ、あまり思い出したくない人物でもあった。
どう答えようか?
【選択肢】
⇒『・・・ああ』
『・・・いや』
『・・・そういえば』