ばきメモソルジャー

妹『広いね~・・・さっすがス●ロボ仕様の戦艦』
彼女『格納庫も余裕があるわね』
幼なじみ『あ!合体してバキンガーになるやつだ。懐かしー』

自分達がかつて(1、2話)乗っていた戦闘機には

《整備中、さわるな
 整備班班長 蒼河》

と書かれた紙が貼ってあった。
やはり、もう少し時間がかかるという事だろうか。

??『あと5話くらいはかかるみたいね』
幼なじみ『あ、お母さん』

幼なじみの母親。
若い頃は毎年元旦にバイクで初日の出を見に行ってたらしい。

オカルト女『お疲れ様です』
幼なじみ母『お疲れ。さすがにセコハン(中古)の輸送機だとキツいわねー。やっと精神コマンド要員に戻れるわ』
彼女『その割には結構ノリノリでしたよね?』
幼なじみ『片っ端から機銃ぶっ放して撃墜数稼ぎまくってたし・・・』
幼なじみ母『昔の血が騒いじゃったのかな?』

前ステージ(第14話)からは、始まると同時に撤退してもらった。

オカルト女『修理が追い付かないですからね・・・』
ライバル『一撃のダメージも半端無いし』

そういえば、おばさん一人だけだが輸送機はどうしたのだろうか?

幼なじみ母『ああ、あれ?意外と高く売れてラッキーだったわ。改造資金に追加しておくわね』
彼女『助かります』
幼なじみ『どこに売っ払ったの?ブッ●オフ?』

買い取っても置く場所無いだろうに。

幼なじみ母『んな訳無いでしょう。知り合いの武装ゲリラよ』
幼なじみ『知り合い、って・・・』
オカルト女『気を強く持ちましょう、幼なじみさん』



ライバル『Bトルーパー?アクセントカラーが無いって事は・・・』
??『制式採用モデルです』

女の子のパイロット、年はオレや幼なじみと同じくらいか。
肩の部分も含めてガンメタリックカラーだ。

彼女『貴女が補充パイロット?』
??『はい。よろしくお願いします、会長さん』
妹『会長さん?』
幼なじみ『もしかして・・・』
??『野球部のマネージャーです。よろしくね、主人公君も』

初代ばきメモから登場している野球部の女子マネージャー(攻略不可)か。
代表的なセリフは

『今週は練習がはかどったみたいね。いつもよりパラメーターがアップしたわよ』

そして確か・・・

幼なじみ『そうそう、ヤリ●ン彼氏は元気?週何回?』
妹『幼なじみちゃん、もう少しオブラートに包もうよ・・・っていうか最後までしたんだ?』
ライバル『なになに?ウブに見えて意外とやるじゃない。詳しく聞かせて?』

この人達ときたら・・・

女子マネ『ああ、アイツね。二股どころか四股かけてたから、ぶってやったわ』
幼なじみ『・・・ぶって?《ふって》じゃなくて?』
女子マネ『うん。バットでバチゴーン!って』
彼女『ああ、だから撃墜数が既に1になってたのね』
ライバル『納得したわ』

そういう問題じゃないと思うけど。



クキカワ『シミュレータの結果を見せてもらった。なかなかスジが良いぞ。水準以上だ』
オカルト女『クキカワ・・・』
女子マネ『でも、BMSの皆のデータに比べたら・・・』
クキカワ『コイツらが異常なだけだ。おそらく何らかの方法で強化を・・・グハッ!』

彼女とライバルさんの同時攻撃を喰らい、吹っ飛ぶクキカワ。

妹『で、これがBオリジナル・・・通称ビオかぁ~』
オカルト女『バキンガーにもBトルーパーにも似てますね』
クキカワ『ぐぉぉ・・・』

機体のサイズ的には、Bトルーパーを少し大きくしたような感じだ。

??『皆、よく来てくれたわ。宇宙で地上でも、巨大ロボットを何十台収納しても全く問題無し!教団の財力を結集して造り上げた戦艦ラー=マリナムへようこそ!!』
幼なじみ『つまりは、ス●ロボでお馴染みのチート母艦って事だね』
??『まあ、そんなとこ。艦長のマリナです、よろしくね』

この女性艦長、年は20台中盤~後半くらいか。
士官服がよく似合っている。
なんとなくだけど、スーツとかも似合うような・・・



妹『お姉ちゃん、ひっどーい・・・』
オカルト女『まさか、慣性重力の中であんな攻撃を繰り出せるなんて・・・』
彼女『・・・フン』
マリナ『えっと・・・食堂行きましょうか?』
幼なじみ『わーい!』
幼なじみ母『一息つけるわね』

いや、できれば先に救護室に・・・

クキカワ『おい・・・大丈夫か?』
女子マネ『主人公君は、そういうタイプには見えなかったけどなー・・・』
ライバル『見た目って、結構アテにならない事も多いわよ?』
妹『なるほど、参考になります・・・』

怒りのオーラを近くに感じ、しまったと思った次の瞬間。
視界がグルグルと高速で回転し、頭から壁に叩き付けられた。

妹『もう少し、下の方掴まっても構わないけど?例えば胸とかー・・・ヒッ!?』
彼女『・・・貴女相手なら手加減の必要は無いわね』
女子マネ『あれで・・・手加減してたんだ』
幼なじみ母『スペシャル0G(ゼロジー)ドライバー、まさか使い手がいたなんて・・・』

平衡感覚がまるで無いので妹の肩に掴まり、食堂へと向かっているところだ。
人工的に重力を発生させているとはいえ、やはり地球のそれとは明らかに違う。
その上であんな大技の餌食となれば、移動するのもままならない。



マリナ『着いたわ』

食堂に着いた。
高校の学食を一回り小さくしたような感じだ。
ようやく平衡感覚も戻ってきた。

妹『あの高校がデカ過ぎるんだって。何度か潜入したけど、あの規模は異常だよ』
彼女『どうりで、まだ授業中の時間に私を目撃したって話があったわけね・・・』
女子マネ『今さらだけど、会長さんって双子だったんだ。バキ高七不思議の一つがこれで解決したわ』

七不思議にまでなっていたのか。

幼なじみ『先輩マジギレすると思ったから、言わなかったけど・・・』
彼女『全く・・・』
ライバル『顔同じだと便利だよね。すみませーん!』

カウンターから人の良さそうなおばちゃんが出てきた。

『あらら、今日はもう終わりなんだけど・・・』
クキカワ『何か出せないか?』
『せっかくだし、おにぎり作るわ。座って・・・あら?』

ブザー音が鳴り出した。
これは・・・

マリナ『敵襲ね。総員戦闘配置!』
幼なじみ母『ラジャ!』
彼女『次は私がサブパイロットを務めるわ』
幼なじみ『そんなぁ~・・・』
妹『って事は、私がお姉ちゃんの機体だね。あーあ、そろそろ彼氏君のぬくもりを感じたいなぁ・・・』
女子マネ『い、いよいよ初陣かー・・・』
クキカワ『大丈夫か?』
オカルト女『まずは私と共に、後方支援を担当して下さい』

そして・・・第16話。
戦いは、続いていく。



妹『はーい、お疲れ様でした!いかがでしたか?』
幼なじみ『本編のあの人達も言ってたけど、パワ●ロ関係無いよね・・・』
妹『まあ、あくまでアナザーストーリーだからね』

幼なじみ『しかもお母さんまで出てくるなんて・・・』
妹『設定では、あの艦には今までのばきメモシリーズで登場したキャラがほぼ全員搭乗してるって事になってるよ。占いの館もあるし』
幼なじみ『オカルトちゃんの叔母さん?』
妹『うん。食堂で応対してくれたのは、経理の▲▲さんって設定』
幼なじみ『クキカワとの会話で出てきた・・・』
妹『人気投票4~6位のヒロイン達も艦内で働いてるって設定だよ。例えば、救護室とか』

幼なじみ『救護室っていえば・・・』
妹『お姉ちゃん、ちょっと鬼畜過ぎるよね・・・?』
幼なじみ『私には何がなんだか分からなかったけど・・・』
妹『スペシャル0Gね。まずは、超高速であらゆる角度から攻撃を加えて完全に平衡感覚を失わせる』
幼なじみ『その時点で既に・・・』
妹『相手を浮かせた所で自分もジャンプ、空中で捕まえてキリモミ回転で地面にまっ逆さま!』
幼なじみ『付き合ってる相手に使うような技じゃないよね・・・』
妹『素人がやると自分自身がケガするし、そもそも最初の時点で・・・』
幼なじみ『・・・』

妹『と、いう訳で次回は格ゲー編です。お楽しみに!』
幼なじみ『またねー』
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