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女二人『『痛い・・・』』
なつき『・・・公共の電波の前でそういう事をするな』
??『うう・・・だって先輩が冷たいから~』
ユリ『グスン・・・だって先生が冷たいから~』
なつき『・・・』

??『それで、先輩』
なつき『・・・何?』
??『って、明らかに嫌そうな返し方しないで下さいよ~』
なつき『実際嫌だからな』
??『ひどっ・・・!』
なつき『・・・で、何?手短にな』
??『今思い付いたんですけど、私達3人で漫才やったら面白いと思いませんか?』
ユリ『あ、確かに』
なつき『ボケ2人とか、ツッコむ方の身にもなってくれ・・・』

ユリ『確か、学年は先生の一つ下ですよね?』
??『はい。代表チームでは、遥先輩やリナ先輩とも一緒でした。でもやっぱり私は先輩が・・・イタッ!』
なつき『・・・』
??『グスン・・・ちなみに私と同学年の娘も、何人か女子リーグにいますよ』
なつき『ふーん・・・今度気が向いたら遥に聞いてみるわ・・・ふわぁ』
ユリ『・・・これ、絶対聞かないパターンですよね』
??『うん。先輩の《今度》ほどアテにならない物は・・・キャン!』

なつき『・・・』
??『先輩が叩いたぁ・・・』
ユリ『よしよし・・・』
なつき『・・・』
ユリ『ところで、代表チームでは何処のポジションでしたか?』
なつき『外野・・・だったよな、確か』
??『はい。といっても、先輩達みたいにレギュラーではなくて主に守備固めでしたけど』
ユリ『データを《キャラクター紹介》の《その他》に載せましたので、是非見て下さいね』
??『先輩には私の全てを見て欲しいなー・・・なーんて』

なつき『そうか、今は社会人のチームにいるのか』
??『・・・スルーしないで下さいよぉ、先輩。ちなみに私以外にも女の子、何人かいますよ』
ユリ『よりどりみどりですね~』
なつき『・・・』
??『勿論、私は先輩一筋ですけど。少し前に女の子が2人入ったんですよ』
ユリ『どんな娘ですか?』
??『えっとねー、2人とも内野希望なのかな。1人はウチにいる娘の知り合いで、高校生の時はピッチャーだったみたい。もう1人は、なんだろう・・・栗色のショートで、ちょっと見たけど身体能力は凄かったなー』
なつき『栗色のショート・・・どっかで聞いたな』
ユリ『会ってみたい!むしろハーレム作りたい・・・アダッ!!』
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