西条『あれ？お客さんだ。いらっしゃいませー！』

城咲『・・・いらっしゃいませ。お一人様でしょうか？』

西条『みたいだね。店長も買い出し行っちゃったし、今夜は特別に美女軍団二人がお相手してあげましょう。ささ、こちらのお席にどうぞ』

城咲『美女軍団って・・・』

西条『ほら、円も隣座って。他に誰もいないし、腕組んじゃおっか？』

城咲『・・・ちょっと、美月？』

西条『え、良いのかって？本当はダメだと思うけど、今は誰もいないし拍手の御礼って事で。・・・ほら、円も』

城咲『いや、私は・・・』

西条『あ、そっか。彼氏いるもんね。そういや円、最近胸大きくなった？』

城咲『し、知らないわよっ！』

西条『お客さんもそう思いませんか？』

城咲『分かる訳無いでしょ！・・・それと、美月。前にも言ったよね？』

西条『何が？』

城咲『・・・ちょっと耳貸して』

西条『いや、今お客さんと腕組んでるし。・・・わ、分かったよ。ゴメンね』

城咲『ほら、早く・・・』

西条『うんうん・・・ああ何だ、そんな事か』

城咲『そんな事って・・・』

西条『ねえ、お客さん。今日のコレ、どう思います？あ、ちなみに下も同じ色です』

城咲『・・・バ、バカ！何やってるのよ！！』

西条『だって、男の人か女の人か分からないでしょ？だから今回は、女の人って前提で』

城咲『女だからって、変な気起こさないとは限らないわよ？』

西条『ああ、この作品の場合はそうだよね。じゃあ面倒臭いから、男の人で良いや。・・・で、どう思います？』

城咲『・・・』

西条『ほら、こうやって引っ張れば良く見えるでしょ？あ、だったらボタン一つ取った方が・・・アタッ！』

城咲『・・・美月？』

西条『うう・・・だって円ばっかり～・・・』

城咲『べ、別に良いでしょ？』

西条『だから私も、円みたいに肉食系に・・・』

城咲『いつ私が肉食系になったのよ？大体ねぇ、いっつも拓哉が・・・ハッ！』

西条『そっかぁ、いつも拓哉からなんだ～。たまには円からも・・・アダッ！』

城咲『・・・美月がそういう事言うからでしょ！』

西条『グスン・・・だって、この作品そういうネタばっかじゃん』

城咲『一部のキャラだけでしょ？・・・私は違うわよ』

西条『そうだっけ？私の記憶が正しければ、円も・・・』

城咲『有り得ないわ』

西条『確か、お墓参りに行く前に・・・』

城咲『・・・っ！わ、忘れなさいっ！！』

西条『気になったらチェックしてみてね♪』

城咲『絶対見ないで・・・お願い』

西条『・・・あ、ちなみにコレ私の携帯番号とアドレスです』

城咲『・・・って、何渡してるのよ？』