水華『これで全員です』
白島『遅いわよ、もっと早く・・・』
懸花『テメエらが一番最後だろうが』
亜麻里『大丈夫ですよ、慌てないで下さい』
水華『監督、お優しいです・・・お手洗いも最新設備になりましたし』
白島『時間に追われず練習ができるのも監督のおかげです・・・本当にありがとうございます！』

●●『なんとまあ・・・』
須辺戸『建前ばっかりで何考えてるか分からない女の子よりは良いと思うよ～？』
黒羽『確かにな』
須辺戸『クロちゃんの知り合いもそういう娘ばっかりでしょ？』
黒羽『さあな』
須辺戸『またまた～』
矢部『今度紹介してほしいでやんす！』

白島『ちょっと！？静かにしてくれない？』
水華『監督のありがたいお言葉が聞こえないでしょう？一字一句たりとも聞き逃したくないのに・・・』
懸花『アンタらも大概だな』
●●『(確かに・・・)』
亜麻里『そんな構えなくても大丈夫ですよ。すぐに終わりますので』
白島『そんな・・・すぐにだなんて』
水華『監督のお話なら、例え何時間でも謹聴致します』
須辺戸『キミ達、わざとやってない～？』

黒羽『すみません、お願いします』
亜麻里『あ・・・はい。皆さん、これは見た事ありますか？』
矢部『ルーレットでやんすね』
白島『この学校にいると見る機会も多いですね』
亜麻里『そうですね。来週から練習前に、皆さんに数字を予想してもらいます』
須辺戸『出目って事ですか～？』
亜麻里『はい。そしてピッタリ当てた人にはご褒美を差し上げます！』
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