(次の週、練習開始前)
懸花『やるよ』
●●『え？ああ、メダルね。確かに預かったよ』
懸花『好きにしろって』
水華『売って部費の足しにでもしたら？』
須辺戸『はい、ボクも。まあ、売っても大した金額にならないんじゃない～？』
矢部『何に使うでやんすかね？』
●●『実習で良い評価だと貰えるとか？』
水華『そんな話、聞いた事ないわね。以前の研修で江見が特A取ったけど、褒められただけだって』
懸花『・・・で、その白島と黒羽のアホは？』
矢部『二人とも朝から見ないでやんすね』
須辺戸『クロちゃんがいないのはよくある事だけど、江見ちゃんまでいないのはちょっと気になるね～』
●●『(よくあるんだ・・・)』

白島『おーい、一旦集合ー！』
水華『噂をすれば・・・』
須辺戸『クロちゃんも一緒だね～。おやおや？』
懸花『・・・誰だ？あの女』
矢部『美人さんでやんす！お近づきになりたいでやんすー！！』
●●『お、落ち着きなって・・・(でも確かに綺麗な人だ。っていうか、この人どこかで見たような)』

黒羽『では、お願いします』
？？『この度、新たに野球部の監督になりました白石亜麻里(しらいしあまり)です。至らない所も多いかと思いますが、精一杯務めさせていただきますのでよろしくお願いします』
矢部『オ・・・オイラも今までは至らない所ばっかりでやんしたが、これからは精一杯頑張るでやんすー！！』
白島『アンタねぇ・・・』
●●『(確か転校前に見たテレビで・・・そうだ！)』
亜麻里『マジックが本業ですが、元々野球にも興味があったので今回のお話をいただき是非！と思いました』
●●『(美少女過ぎるマジシャンとかって紹介されてたような・・・)』
矢部『思い出したでやんす！前に《亜麻里ちゃんモデルのトランプ》発売記念イベントでサイン貰ったでやんす！！』
水華『発売記念イベント・・・』
亜麻里『ありがとうございます。でもこれからは、監督って呼んでくれたら嬉しいです』
矢部『もちろんでやんす！オイラは今、服従する喜びにうち震えているでやんす！！』
●●『・・・』
須辺戸『ブレないね～』

メダルを２枚手に入れた。
精神ポイントが１０上がった。
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