須辺戸『大夜君、彼が転校生だよ～』
？？『・・・ああ』
矢部『ピッチャーの懸花大夜(かけはなだいや)君でやんす。家はカレー屋さんでやんす。グルメ雑誌にも取り上げられてるでやんすよ』
懸花『矢部、あまりベラベラ喋んな。・・・別に来るなら構わねぇよ。定休日は基本、月曜だ』
白島『だって。今度皆で行こっか？』
黒羽『そうだな。久しぶりに・・・』
懸花『ボケてんのか？テメェは先週も２回来ただろうが』
矢部『オイラも誘ってほしかったでやんす』
白島『●●君の歓迎会も兼ねて皆で行こっか？』
須辺戸『だね～』

水華『あ、私は・・・』
懸花『ヤツがいるのは木、金が多いな』
須辺戸『それ以外なら来るでしょ～？』
水華『そうね。・・・ゴメン、気を使ってもらって』
●●『ヤツ？』
白島『女の子には色々あるの。分かった？』
●●『う、うん・・・(マネージャーの白島江見さん、華奢に見えるけど何かやってるっぽいな)』

黒羽『始まるな・・・《ジョーカー》』
●●『(黒羽帷空さん、ピッチャー兼外野手。・・・オレを《ジョーカー》と呼ぶのは気にしない方がいいかな？)』
懸花『イカれてんのかテメェは・・・●●だったか、明日からは来るんだろ？』
●●『よろしくお願いします(ピッチャーの懸花大夜さん、銀髪に日焼け・・・まあ見た目はともかく、夏はベスト４まで進んだからには相当な実力なんだろうな・・・)』
須辺戸『大夜君は一見怖そうだけど実際にはツンデレだからね～。それにしてもクロちゃん、今日はやけにテンション高いね～』
●●『(キャッチャーの須辺戸伯さん、同じ眼鏡姿でも矢部君とは大分違う印象だな)』
水華『ふう・・・じゃあまた明日、お疲れ様』
●●『お疲れ様です(波後水華さん、確かに大きいな・・・)』
矢部『やる気出たでやんすか？』
●●『あ、えっと・・・』
白島『出たんだね・・・』

やる気が出た。
チームメイトの評価が上がった。
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