25~29

ユリ『痛ったぁ~い・・・』
なつき『何が悲しくてボンビー軍団と野球せにゃアカンのだ』
ユリ『グスン・・・』
なつき『しかも私の後に続くのがミニボンビーっていうのが、なんか嫌だな』
ユリ『うう・・・ミニボンビーはオールFですね』

なつき『他はとんでもない能力だろ?』
ユリ『おなじみ貧乏神と農業物件を食べてしまうコマルンはそこそこの能力です』
なつき『甲子園の芝が食い尽くされそうだな』
ユリ『ちなみにハリケーンボンビーは8文字だと《ハリケーンボンビ》表記です』
なつき『どうでもええわ』
ユリ『エースで4番のキングボンビーはオリジナル変化球を所持しております。その名も《びんボール》』
なつき『地味に嫌な名前だな』
ユリ『一度画面外に飛んだ後、ミサイルの如く火を吹きながら超高速で急降下してきます』
なつき『物理法則完全無視だな・・・』

ユリ『どうしてもレフトが穴なので、試合では狙われるかもしれませんね』
なつき『そもそも対戦したくないわ』
ユリ『楽しそうじゃないですか』
なつき『外から見てる分にはな。こんな連中と一緒のチームになるだけで、あらゆる運気が逃げていきそうだ』
ユリ『ちなみに、万が一ボンビー高校が勝ってしまった場合はボンビラス星にご招待です。それも甲子園ごと飛んでいく形で強制的に』
なつき『観客も巻き添えかい』
ユリ『主人公のモノローグで
《その後さんざんな目に遭ったオレたちだったが、日本政府の用意してくれたシャトルでなんとかドラフトの前日に地球に帰還を果たした・・・》
と表示されます』
なつき『丸2ヶ月は過ごしたのか』
ユリ『ランダムでマイナス能力複数付与ですね』
なつき『時期が時期だけに最悪だな』

ユリ『無事に甲子園優勝すれば、正義のメカボンビー軍団がボンビー高校を退治してくれます』
なつき『それ、私も巻き込まれるんじゃない?』
ユリ『ボンビー軍団を影から操る女科学者という設定で』
なつき『完全に黒幕やん』
ユリ『メカボンビーRXのヒップバズーカが炸裂します』
なつき『勝っても負けても甲子園はメチャクチャだな』
ユリ『物件消失ですね。さあ先生、楽しいボンビーライフを・・・』
なつき『アホか!』
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