●●『お疲れ、水華ちゃん』
水華『・・・』
●●『いやー、大盛況だったね。会場使用料やスタッフ(矢部君他数名)の人件費、さらには借金を返してもまだ見た事無い額のＫマネーが手元に残ったよ』
水華『・・・』
●●『後は各々で用具でも・・・』
水華『・・・』
●●『水華ちゃん？』
水華『はぁ・・・』
●●『どうしたの？ずっと水着だったから風邪でもひいた？』
水華『稼ぐって・・・気持ち良いね』
●●『そ、そうだね・・・(変なスイッチ入っちゃった？)』

水華『あくせく働いたり、下らない所に投資して大損するなんて馬鹿げてるね。●●君もそう思うでしょう？』
●●『う、うん・・・』
水華『たった一日でこんな額・・・ああ、最高』
●●『(・・・金が人を狂わせるって本当なんだな)』
水華『さ、始めるわよ』
●●『始める、って？』
水華『次の《金もうけ》の相談に決まってるでしょう？これだけ稼げるのに、これ一回限りだなんて・・・』
●●『(ダメだこりゃ)』

水華『人件費・・・は、無理ね。これ以上下げて手抜きでもされたら本末転倒だし』
●●『(目に見えぬ速さで電卓を叩いている・・・)』
水華『これをもう少し・・・ちょっと、●●君？なんか無いの？取り分減らすわよ？』
●●『え？そうだね・・・スク水も良いけど、バリエーション増やしてみようか』
水華『う・・・それは』
●●『そう？じゃあスク水でもう一回』
水華『そ、それ以外！それ以外で考えるの！分かった？』
●●『(やっぱり恥ずかしかったのか)』
水華『自分のとこだと取り分明らかに減りそうだし・・・他校の女子マネージャーでいない？』
●●『いや、オレに聞かれても・・・そういうのは矢部君』
水華『呼んで！！』
●●『は、はいぃぃぃっ！』
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