25~29
なつき『マイナス特能多いけど、前々回の肉食系女子に比べると一回り高い能力だな』
ユリ『佐倉ゆかりちゃんですね。ストーリー上だと水華ちゃんとは初対面になります。互いに名前くらいは知っていますが』
なつき『県大会の決勝で会うだけか』
ユリ『例によって連絡先を教えるよう迫る佐倉ちゃんですが、ルートによって水華ちゃんが登場したりすると面白いかもしれないですね』
なつき『修羅場?』
ユリ『いえ、ヤバそうなら初めから足を突っ込まないのが佐倉ちゃんですので』
なつき『人間関係の泥沼は関わらないに限るな』
ユリ『ここからは、前回の放送で紹介しましたシナリオを改めておさらいしたいと思います』
なつき『七つの大罪をモチーフにして、シナリオも7つあるんだったな』
ユリ『まずは通常Rルートの《暴食》です』
なつき『クラスメイトの親がやってる食堂がピンチで、新メニューを開発するのに付き合わされてる展開だったか』
ユリ『ひたすら試食させられていますので、連続イベント開始の時点でパッツンパッツンになってしまいます』
なつき『・・・他人事とは思えんな』
ユリ『矢部さんを始めとした男の人は喜ぶかもしれませんが、本人にとっては堪ったものではありませんね』
なつき『ライン浮いたりするからな』
ユリ『弾道アップですね』
なつき『・・・』
ユリ『通常SRルートの《怠惰》です。男子選手顔負けの実力がありアドバイスも的確な水華ちゃんですが、どこか醒めた態度に違和感を感じる主人公です』
なつき『主人公としては放っておく事はできない訳か』
ユリ『そうです。スイカ畑に引き寄せられる男避けの為だけに野球を続ける水華ちゃんを、見過ごす事はできません!』
なつき『スイカ畑・・・』
ユリ『そんな主人公を見て、野球に対する熱い思いを取り戻していく水華ちゃん。めざせ甲子園!青春ですねー・・・ふわぁ』
なつき『・・・ダメだこりゃ』
ユリ『特殊ルート①の《傲慢》です。ある日の練習試合、水華ちゃんに代わって主人公がスタメンに選ばれます』
なつき『このシナリオだと主人公と同じポジションだったか』
ユリ『結果を出す主人公に対して、途中出場するも散々な結果の水華ちゃん。さらに主人公の気休めの言葉に対して激昂します』
なつき『そこを他の部員に見られる訳だな』
ユリ『はい。しかも運悪く、主人公が水華ちゃんを押し倒しているような体勢です。どちらかの部屋ならともかく、ここは部室です』
なつき『部屋なら、って・・・アイツらじゃあるまいし』
ユリ『ところが意外な事に、水華ちゃんの機転によってその場を乗り切る事に成功します』
なつき『間一髪だったな』
ユリ『実はこの時、不可抗力とは言え素敵な感触を味わっています。性に目覚めましたね』
なつき『目覚める言うな』
ユリ『このルートの最大の特徴は、水華ちゃんをデートに誘えるようになる事です。甘々・・・とは少し違うかもしれませんが、5回と言わず何回も誘ってみましょう』
なつき『経緯が経緯だけに、最後までキッツい態度なんだよな』
ユリ『そうですね。例として、喫茶店デートをテキストにしてみました』
●●『喫茶店にやってきたぞ。それで、水華ちゃん?』
水華『・・・なに?』
●●『どうして帽子を目深に被っているのでしょう?』
水華『・・・ここ、クラスメイトがバイトしてる所なの』
●●『ゴ、ゴメン!』
幸いそのクラスメイトはいなかったけど、オレ達は飲む物飲んで足早に店を出た。
やる気が上がった。
体力が上がった。
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ユリ『佐倉ゆかりちゃんですね。ストーリー上だと水華ちゃんとは初対面になります。互いに名前くらいは知っていますが』
なつき『県大会の決勝で会うだけか』
ユリ『例によって連絡先を教えるよう迫る佐倉ちゃんですが、ルートによって水華ちゃんが登場したりすると面白いかもしれないですね』
なつき『修羅場?』
ユリ『いえ、ヤバそうなら初めから足を突っ込まないのが佐倉ちゃんですので』
なつき『人間関係の泥沼は関わらないに限るな』
ユリ『ここからは、前回の放送で紹介しましたシナリオを改めておさらいしたいと思います』
なつき『七つの大罪をモチーフにして、シナリオも7つあるんだったな』
ユリ『まずは通常Rルートの《暴食》です』
なつき『クラスメイトの親がやってる食堂がピンチで、新メニューを開発するのに付き合わされてる展開だったか』
ユリ『ひたすら試食させられていますので、連続イベント開始の時点でパッツンパッツンになってしまいます』
なつき『・・・他人事とは思えんな』
ユリ『矢部さんを始めとした男の人は喜ぶかもしれませんが、本人にとっては堪ったものではありませんね』
なつき『ライン浮いたりするからな』
ユリ『弾道アップですね』
なつき『・・・』
ユリ『通常SRルートの《怠惰》です。男子選手顔負けの実力がありアドバイスも的確な水華ちゃんですが、どこか醒めた態度に違和感を感じる主人公です』
なつき『主人公としては放っておく事はできない訳か』
ユリ『そうです。スイカ畑に引き寄せられる男避けの為だけに野球を続ける水華ちゃんを、見過ごす事はできません!』
なつき『スイカ畑・・・』
ユリ『そんな主人公を見て、野球に対する熱い思いを取り戻していく水華ちゃん。めざせ甲子園!青春ですねー・・・ふわぁ』
なつき『・・・ダメだこりゃ』
ユリ『特殊ルート①の《傲慢》です。ある日の練習試合、水華ちゃんに代わって主人公がスタメンに選ばれます』
なつき『このシナリオだと主人公と同じポジションだったか』
ユリ『結果を出す主人公に対して、途中出場するも散々な結果の水華ちゃん。さらに主人公の気休めの言葉に対して激昂します』
なつき『そこを他の部員に見られる訳だな』
ユリ『はい。しかも運悪く、主人公が水華ちゃんを押し倒しているような体勢です。どちらかの部屋ならともかく、ここは部室です』
なつき『部屋なら、って・・・アイツらじゃあるまいし』
ユリ『ところが意外な事に、水華ちゃんの機転によってその場を乗り切る事に成功します』
なつき『間一髪だったな』
ユリ『実はこの時、不可抗力とは言え素敵な感触を味わっています。性に目覚めましたね』
なつき『目覚める言うな』
ユリ『このルートの最大の特徴は、水華ちゃんをデートに誘えるようになる事です。甘々・・・とは少し違うかもしれませんが、5回と言わず何回も誘ってみましょう』
なつき『経緯が経緯だけに、最後までキッツい態度なんだよな』
ユリ『そうですね。例として、喫茶店デートをテキストにしてみました』
●●『喫茶店にやってきたぞ。それで、水華ちゃん?』
水華『・・・なに?』
●●『どうして帽子を目深に被っているのでしょう?』
水華『・・・ここ、クラスメイトがバイトしてる所なの』
●●『ゴ、ゴメン!』
幸いそのクラスメイトはいなかったけど、オレ達は飲む物飲んで足早に店を出た。
やる気が上がった。
体力が上がった。
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