21~24

ユリ『痛い・・・』
なつき『お花畑なのはオマエの頭の中だけで十分だっつーの』
ユリ『その上ひどい・・・』

なつき『で、この悪夢のようなシナリオの終着点は?』
ユリ『・・・理想郷と言って下さい。とりあえずエピローグは3パターンを考えてます』
なつき『前回の恋恋みたいに、デートの回数か?』
ユリ『基本的にはそうですね。まず、デート4回以上がグッドエンドという位置付けです』
なつき『三角関係に決着が付く、みたいな感じか』
ユリ『そうですね。水華ちゃんが《●●(主人公)と▲▲(彼女キャラ)を見てたら、何だかいたたまれない気分になって・・・どうにかしてやろうと思ったの、本当にごめんなさい!》と謝罪し、主人公も笑ってそれを許します』
なつき『この辺りも過去の体験が影響している感じか』
ユリ『主人公が去った後、水華ちゃんは部室で一人涙を流します。この涙の意味は・・・』
なつき『各々の想像にお任せします、か』
ユリ『ですね。そして二つ目の金特ゲットです。ちなみに一つ目は最初の喫茶店イベントで、投手は《金縛り》野手は《大番狂わせ》です』
なつき『金縛り・・・確かにそうだな』

ユリ『で、残りの2つなんですけど』
なつき『狙ってやるか、告白イベントが相当遅くないと見れないだろ』
ユリ『まずはデート1回~3回でエピローグで別れないパターンです』
なつき『エピローグで別れるパターンなんてあるのか』
ユリ『先程の白井雪さん以外にも久根美亜さん、NCM-753さんですね。もしかしたら他にもいるかもしれませんが』
なつき『最後のは・・・まあいいか、で?』
ユリ『別れないパターンなんですけど、水華ちゃんがその彼女キャラに対して本気になってしまいます』
なつき『まったり終わるかと思ったら、史上最悪の展開が待っている訳か』
ユリ『謝罪するところまでは先程のエピローグと同じなんですけど、そこから主人公と火花を散らして終了です』
なつき『泥沼の三角関係が続く訳だな』

ユリ『素敵ですね』
なつき『どこがだよ・・・で、最後の一つは?』
ユリ『別れたパターンですね。エピローグで別れる展開の他にも、デートの選択肢によって別れたりします』
なつき『前回の恋恋でも何かのトリガーだったよな』
ユリ『そういえばそうですね。この展開だと、卒業する主人公に水華ちゃんが《えっと・・・なんかゴメン》と声をかけます』
なつき『一応、悪いとは思っている訳か』
ユリ『それに対して《▲▲ちゃんと仲良くね》と軽口で返す主人公。しかし水華ちゃんからは《本当に好きだったのか分からない・・・》と思わぬ返答が返ってきます』
なつき『自身も醒めちゃったような感じか』
ユリ『それを聞いて激怒する主人公に、調子を取り戻した水華ちゃんから痛烈な皮肉が浴びせられます』
なつき『あらら・・・』
ユリ『この後は、こんな感じですね』



●●『(この後、オレと水華ちゃんは数時間にわたって本気の喧嘩をした)』
●●『(最初は売り言葉に買い言葉、そのうち掴み合いとなり・・・気が付いた時には互いに手を出していた)』
●●『(当然、周囲からは何があったのが聞かれたけど二人してチンピラに襲われたという事で納得してもらった)』
●●『(そしてこの一件をきっかけに、オレと水華ちゃんは何でも言い合える関係になったと思う)』
●●『(お互い違う道に進んだ今でも時々は二人で会って愚痴や不満、悪口を言い合っている)』
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