なつき『もう一人、代表チームで私と二遊間を組んでたのがいてな。そいつと合わせて、《大学女子野球３人娘。》って呼ばれていたんだ』
ユリ『なるほど・・・』
遥『なつきがショートで彼女がセカンド。息ピッタリだったわね』
なつき『野球に関してはな。普段は何考えてるのか、全く分からんし』
遥『そもそも何してるのかも知らないよね、私達』
なつき『何かのインストラクター、って言ってたぞ』
遥『何かのライター、って私は聞いたけど』

なつき『・・・』
遥『・・・』
なつき『・・・少し前に会った時は、何か言ってた？』
遥『ううん。女子リーグについて色々聞かれただけ。・・・まあ、奢ってもらったから別に良いけど』
なつき『でも、実際に入る気はないんだよな？』
遥『そうね。何回か誘ってみたけど、その気は無いみたい』

ユリ『あの・・・でしたら、代わりに私を・・・』
遥『だったら、一度見学しに来ない？』
ユリ『はい、是非！生着替え・・・じゃなかった、練習とか見学してみたいです！！』
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