21~24

ユリ『痛い・・・』
なつき『生スイカ言うな』
ユリ『グスン・・・悪いのは里由ちゃんです』
なつき『元はと言えば、オマエが考えたストーリーだろうが』
ユリ『うう、そうでした・・・ちなみに、なつみ監督のストレスゲージは』
なつき『一気に半分以上貯まったわ』
ユリ『お菓子どうぞ』
なつき『いただきます・・・』
ユリ『私もいただきます。自己紹介のイベントをテキストにしてみましたので、私達が食べてる間に御覧下さい』



(カキーン!カキーン!)
●●『すごい当たりだな。打っているのは・・・』
??『・・・ふっ!』
(カキーン!)
●●『波後水華(なみとみずか)さん。女子とはいえ、バッティングはトップクラスだ。それに・・・』
??『スタイルも抜群でやんすねぇ』
●●『や、矢部君!』
矢部『目の保養でやんす。癒しでやんす』
●●『って、そうじゃなくて!守備も上手いって言おうとしたの!』
矢部『でも足はあまり速くないでやんす』
●●『それは、その・・・』
水華『どうしたの?空いたよ?』
●●『な、波後さん。矢部君は・・・いない』
水華『水華でいいよ。矢部君がどうしたの?』
●●『あ・・・水華さんのバッティングすごいね、って話をしてたんだ』
水華『そんな・・・私なんて大した事無いよ。あ、そうだ!ちょっといいかな』
●●『うん』
水華『昨日●●君の練習を見てて思ったんだけど・・・』

(カキーン!カキーン!)
●●『すごい!水華さんのアドバイスが良かったんだ、ありがとう!』
水華『う、うん・・・役に立てて良かった。私、もう行くね』

水華『・・・』

水華さんの評価が上がった。
技術ポイントが上がった。
アベレージヒッターのコツを少しつかんだ。
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