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ユリ『痛い・・・』
なつき『さらに評価が下がったぞ』
ユリ『うう・・・まさかのマイナス限界突破』
なつき『とっくに突破しとるわ。で、得意練習は?』
ユリ『打撃と肩ですね。能力はソコソコですが育成に役立つキャラになってほしいです。恋恋高校以外のシナリオでも使ってもらえるような』
なつき『限界突破があれば完璧だな』
ユリ『設定としてはモデルをやっていた経験もあるので、スタイル抜群です。スレンダーな身体から鋭い打球を飛ばします。日本語は妹ほどではないですが、一通りは話す事ができます』

なつき『もう一人マネージャーがいたよな?確か・・・』
ユリ『笹塚若葉ちゃんですね。彼女は所謂サブヒロインです』
なつき『サブヒロイン?』
ユリ『良いギャルゲーには良いサブヒロイン、これは基本中の基本ですよ』
なつき『知らないから』
ユリ『里由ちゃんが若干好き嫌いの分かれそうなヒロインなので、正統派のヒロインも必要かと思って』
なつき『彼女候補か』
ユリ『イベキャラとしてセットすれば色々できますよ★』
なつき『色々言うな』

ユリ『若葉ちゃんと付き合うパターンは2通りのルートを想定しています。一つは好感度を上げて普通に付き合って、エピローグで里由ちゃんと空港で会話する展開です』
なつき『ごく普通のルートか』
ユリ『そしてもう一つなんですけど、真のエンドに向かう展開でさらに人間関係がギスギスしてきます』
なつき『トンデモヒロインの秘密を暴く展開だな』
ユリ『そこで4人に加えて若葉ちゃんをセットしていると、思い悩んでいる主人公に若葉ちゃんがこれ以上は止めようと言ってきます』
なつき『そこで選択肢か』
ユリ『こちらのルートでは、若葉ちゃんのマイナス面が強調されていきます。人間関係に嫌気がさして違う部に来たのに、こちらでもまた・・・といった展開です』
なつき『気持ちは分からなくもないがな』
ユリ『真相の追及を一切止めて傷を舐め合うような展開ですので、ある意味バッドエンドのような感じですけどこれはこれで結末としてアリかな・・・みたいな表現ができれば良いかもしれないですね』

なつき『このマネージャーは、トンデモヒロインの秘密とやらに関わっているのか?』
ユリ『一切関わっていません。なので、苛立ちだけを募らせていく感じですね』
なつき『巻き込まれ系か。まるで私みたいだな』
ユリ『大変ですね~』
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