16~20

みわ『どうかしら?《みわカレー》』
ウミ『美味しいです。辛さも丁度良いですし』
ユリ『そうですね。ポークも良いですけど、チキンも合うかもしれないですね』
なつき『愛情云々はともかく、普通に旨いな。ランチ営業も始めるのか?』

みわ『お昼休みの時間を中心に1時間から2時間ってとこかしら。人手の事もあるし、メニューも限定した方が良いわね』
ユリ『あの娘も、平日だと夕方からが中心になりそうですからね』
ウミ『新しく入ったバイトの娘だっけ?私は会った事無いけど、やっぱり学生?』
ユリ『い、いえ・・・フリーターデスヨ?』
なつき『怪しいな』
ウミ『怪しいですね』

みわ『でもねえ、あの娘が入ってくれて大助かりなのは本当だわ。仕事覚えるのも早いし』
なつき『確かにな。店が店だから、定着してくれるか不安ではあったけど』
ウミ『でも先日のクリスマスの時はいなかったですよね。お手伝いされてたの、店長のお知り合いの方だけで』
なつき『つまりオカマ仲間という事だな』
ユリ『それは・・・クリスマスですからですよ』
みわ『愛する人に御自分をプレゼントしたいんですって。そこまで言われると、みわ・・・応援したくなっちゃう★』
なつき『まあ、邪魔するのも無粋という物か』
ウミ『ですね』
みわ『それに、その分前の日まで飾り付けとか頑張ってくれたし』
10 / 13
85/88ページ