16~20

ユリ『《オカルト電波少女》さんのクオカードは、事務経理担当なのでスーツ姿ですね』
オカルト女『スカートの時点でイヤな予感はしていましたけど・・・』
なつき『見事に的中しちゃったか』

ライバル『高い所にあるファイルを無理矢理取ろうとした格好のまま、ストップするよう言われた・・・って感じ?』
オカルト女『はい。そして横から下から何十枚も・・・』
ユリ『ど、どうでしたか?』
オカルト女『さすがの私も、リアルに気が狂いそうになりました』

ライバル『撮られるの分かってて、●ラとかパンツ見せる訳だからね・・・』
なつき『大変だな・・・ゲームのヒロインも』
オカルト女『撮影が終わった後、挨拶もせずに無言で帰りました』
ライバル『私なんか、帰りがけにスタジオの壁蹴ったわよ。その点、《彼女》さんなんか笑顔で挨拶してたみたいだけど』
幼なじみ『やっぱ凄いなー。あ、でもその後で犠牲者が・・・』
ライバル『逆にそこまで我慢したって、凄いよね?』
オカルト女『た、確かに・・・』

なつき『それにしても・・・』
ユリ『凄いですね・・・ジュルリ』
なつき『・・・』
ライバル『あーあ、彼氏以外の男に見られた事は無かったのに・・・』
オカルト女『という事は、今までで5人ですね』
ライバル『6人よ、もうすぐ。貴女はどうなの?』
オカルト女『まもなく初めての・・・っていうか、こんなアブノーマルなのは絶対に嫌です!』

幼なじみ『良いじゃん、スーツとかユニフォームとか着られて。私なんてスッポンポンだよ?』
ユリ『ええと・・・これですね』
なつき『シャワー浴びてるとこか』
幼なじみ『うん。下着位は見せるのかなー、って思ってたら《シャワー浴びて》だよ?皆と違って下着すら無し!』
ライバル『下着はOKなんだ・・・』
ユリ『まあ、それ位しないとオ●ズになりませんからねー・・・アタッ!』
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