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ユリ『痛い・・・』
なつき『全国のばきメモプレイヤーを敵に回す気か』
ユリ『グスン・・・』

なつき『ちなみに、性格が変わったきっかけって何かあるのか?』
オカルト女『えっと・・・その・・・』
ユリ『オッ●イですね』
幼なじみ『そう、オッ●イ。あれで何人の主人公君が手篭めにされた事か・・・』
オカルト女『手篭めって、そんな・・・』

なつき『私や画面の前の視聴者にも分かるように、簡潔に説明してくれ』
ユリ『分かりました。《オカルト電波少女》さんの胸を触ってしまった主人公君。次の日、部屋のゴミ箱にはティッシュの塊がありました。めでたしめでたし・・・アダッ!』
なつき『簡潔過ぎるだろ!しかも生々しい・・・』
オカルト女『ティッシュ・・・』

ユリ『うう・・・では、もう少し長めに説明します。通称《ラッキースケベイベント》というのが、個別ルートに入ると発生します』
なつき『胸触ったり、着替え目撃したりするアレか?』
ユリ『そうですね。今回は、押し倒すような体勢で触ってしまいます』
幼なじみ『うん。一人だけズルい!』
ユリ『ゲームの対象年齢によってはさらに上のステップに進む所ですが、残念ながらそんな事はありません・・・』
オカルト女『上のステップって・・・』
なつき『まあ・・・そういう事だろ』

ユリ『部屋で悶々として、イベント終了な訳ですが・・・』
なつき『その後何かあるのか?』
ユリ『一日が始まると《よし、今日も頑張ろう》って主人公のメッセージが表示されます。ただ、その後《そういえばティッシュ、ほとんど残ってないな・・・》という意味深なメッセージが追加される事があります』
幼なじみ『しかも、単なるランダムかと思ったら実は違うの!』
ユリ『はい。《オカルト電波少女》さんの胸イベントの他にも、プールや海でデートした次の日の朝に発生する事が報告されてます』
幼なじみ『あと着替え目撃した時とかね』
なつき『スタッフ狙い過ぎだろ・・・』
ユリ『こっちの世界だと《弾道が上がった》って表現になりますね』
オカルト女『弾道・・・』
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