16~20

ユリ『・・・痛い』
なつき『・・・ムダに手の込んだもん作りやがって』
ユリ『うう・・・だって先生が無造作に捨てるから・・・』
なつき『伝線したんだからしょうがないだろ』
ユリ『部員が拾ってクンカクンカしようとしていたのを、私が取り上げた訳です』

なつき『そこまでは偉いな。・・・で?』
ユリ『ただクンカクンカして本人に返すのも芸が無いな、と思って・・・』
なつき『・・・』
ユリ『そしたら、たまたま部室にあった週刊ベー●ボールにカードの広告があって閃いた訳です』
なつき『箱買いすると必ず入ってるアレか。サインなら書いた事あるぞ』
ユリ『第11回でゲストに来たあの人のサイトに載ってましたね。《ルーキー直筆サインカードです。初々しいのがたまりません》とコメントされてました』
なつき『・・・』

ユリ『という訳で今回は、先生の使用済み生ストッキングをインサートしたメモラビアカードを抽選で5名の方にプレゼントしたいと思います』
なつき『せめて、《生》を付けるのは止めてくれ・・・』
ユリ『たくさんの御応募、お待ちしております★』
なつき『たったの5人だからな、ハガキ代もバカにならないぞー・・・』

ユリ『宝くじもそうですけど、応募しなければ当たらないですよ?』
なつき『あのバカとか応募してきそうだな・・・』
ユリ『《第11回》のゲストに来たあの人ですか?それは無いと思いますよ』
なつき『どうして?』
ユリ『だって・・・』
15 / 17
26/88ページ