16~20

なつき『と、ここまで聴いていただいたリスナーの皆様なら既にお気づきかもしれませんが・・・実は今日、そのユリがいません』

なつき『何日か前から学校にも来てないようで、担任を始め他の教師にも聞かれました』

なつき『そして今日・・・収録の日を迎え、さすがにスタジオにはいるだろうと思いましたがいませんでした』

なつき『特にテーマも考えていませんので、今夜は適当に愚痴でも・・・ん?』

なつき『誰かスタジオのドアをノックしてますね。ユリでしょうか?開けてみたいと思います』

??『ゴメン、遅れちゃった!スタジオ、ここで良かったんだよね?』

なつき『あ、ああ・・・。つーか、リナ?どうしたんだ?』

リナ『代役、頼まれて』

なつき『代役って・・・ユリ?』

リナ『うん』

なつき『そう・・・何か言ってた?』

リナ『えっと・・・次回の収録には間に合うんじゃないかな?』

なつき『じゃなくて・・・一応、教職なんだけど』

リナ『言われてみれば、そうだったわね』
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