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ユリ『お送りしております《レンレン★カフェ》第15回。今夜は特別ゲストとして、三国亭の世界にある恋愛ゲーム《ばきばきメモリアル》。略してばきメモより、通称《彼女》さんにお越しいただいております』
彼女『改めてよろしくお願いします』
ユリ『《彼女》さんといえば、容姿端麗頭脳明晰文武両道運動神経抜群空手柔道剣道有段(中略)生徒会長なパーフェクトヒロインとして知られております』
彼女『いえ、それほどでも・・・』

なつき『あのさ』
彼女『はい』
なつき『彼氏に・・・その、程々にしてやれよ』
彼女『私はそのつもりですけど、気が付いた時には・・・』
なつき『・・・』
彼女『でも彼が必死に赦しを乞う顔が、何というか・・・』
なつき『・・・ガチか』
ユリ『・・・ガチですね』

彼女『あの・・・今さらかもしれませんけど、ここは』
ユリ『どこだと思います?』
彼女『ラジオ局のスタジオ・・・ですよね?前に地元の番組にゲスト出演した事があって』
ユリ『何かの県大会で優勝した時ですよね?』
彼女『はい』
なつき『凄いな・・・』
ユリ『イベントで語られますから』

彼女『で、ここは一体・・・?』
ユリ『フフ・・・ラジオと見せかけて、実はそうではありません』
なつき『そうなのか?』
ユリ『いや・・・そんなリアクションされても』
彼女『えっと・・・』

ユリ『ゴホン・・・ここは“懺悔の間”です』
なつき&彼女『『懺悔の間!?』』
ユリ『思い出してみて下さい。貴女がこれまで彼にした仕打ちを・・・』
彼女『・・・』
なつき『まあ、あれはな・・・』
ユリ『さらけ出しましょう・・・』
彼女『はい・・・』
ユリ『まずは着ている物を・・・』
彼女『分かりました・・・』
ユリ『ジュルリ・・・ではなく、あと一息です・・・』
なつき『・・・』
彼女『下着も・・・ですか?』
ユリ『そうです・・・さあ、全てを私に・・・アタッ!』
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