11~15

ユリ『・・・痛い』
なつき『何が大丈夫だ。最低な下ネタ挟みやがって』
ユリ『・・・グスン』

なつき『さっきの話にも出たけど、甲子園には出たのか?』
ユリ『栗橋さんですか?』
なつき『うん。そういやこの作品だと、矢部も同じ高校(という設定)だったな』
ユリ『ああ、先生が襲おうとしてた矢部さんですね』
なつき『人を妖怪みたいに言うな。・・・いやまあ、覚えてない私も悪いんだが』
ユリ『矢部さん、凄い事になってましたね。一瞬私も、営業スマイル忘れちゃいました★』

なつき『気を付けよう・・・いつか取り返しの付かない事になりそうだ』
ユリ『知らない男の人の部屋で目覚めたり、とかですか?』
なつき『恐ろしいな・・・』
ユリ『それ以外にも、御自分の部屋で朝起きたら横で部員が寝てましたー・・・も、ありそうですね』
なつき『それは冗談抜きでシャレになってないな・・・』

ユリ『(週刊誌を開きながら)この記事以上にセンセーショナルな書かれ方をされそうですね』
なつき『《ニャンニャン》ね・・・』
ユリ『球団としては屈辱物でしょうね・・・』
なつき『猫だけにな。さらにその後、東●ポの記事にもなった(という設定)よな?』
ユリ『はい、一面じゃなかったのが救いです。だから先生、男子部員にだけは手を出さないで下さいね』
なつき『《男子》の所だけ妙に強調するのな』
ユリ『だってぇ~・・・アタッ!』
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